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リサーチャーになる! 仕事内容・将来性・年収を紹介

キャリア×マーケ 2019/03/04

「リサーチャー」とは、マーケティングプロセスで最初の段階を担当する職務。あまり聞きなれない言葉ではありますが、普段、手に取る商品の大多数がリサーチをもとに作られています。消費者にとっても重要なポイントで、私たちのニーズに合った商品を提供するために奔走してくれているのがリサーチャーです。
マーケティングの仕事に興味のある人ならば、リサーチャーはやりがいのある魅力的な仕事でしょう。それでは、リサーチャーの仕事内容について掘り下げていきます。

リサーチャーってどんな仕事?

「リサーチャー」とは「マーケティングリサーチャー」ともよばれ、企業が商品を開発・販売する前にマーケット(市場)のニーズを調査する人です。
リサーチャーは、マーケティング職の一つです。「売れる商品」を創生するためにアンケートなどでデータを収集し、データの分析を行って課題をあぶりだし解決策を構築します。また、競合他社の類似商品のマーケット動向を探って自社の商品開発に活かすなど、業務幅は広くあります。
今後、マーケティングリサーチの需要は増えるといわれていて、専門的なスキルを身につければ、マーケティングのあらゆる場面で活躍ができるでしょう。

「リサーチャー」とは「市場を調査する人」

リサーチャーのイメージ画像

市場(マーケット)を調査するリサーチャー。具体的にどのように業務を行っているのかを説明していきます。
企業が商品開発を行うとなれば、当然のようにマーケティング戦略をもとに進めていきます。その中でリサーチャーは新商品に関わるデータを収集することから動き出します。担当する商品によっては海外のマーケットにまでリサーチが及ぶこともあるでしょう。

そして、商品を販売していく市場において「どのような課題や問題が発生するか」多岐にわたる視点から仮説を立て、課題や問題を明確に定めます。その後、新商品に関するマーケットの反応や、課題や問題に対する消費者のインサイトを知るために「リサーチ(市場調査)」を開始。市場調査は、新商品のターゲットとなる層を絞りこみ、アンケートやメールなどさまざまな手法で行っていきます。

リサーチが終われば、データの分析となります。いかに新商品がターゲットにささる内容になるか、具体的な数値でのプレゼンテーションが必要です。リサーチャーの手腕が問われる瞬間といええるでしょう。

リサーチャーってどこで働いているの?



リサーチャーは、企業のマーケティング部門や商品開発部署で働いていることが多くあります。
マーケティング部門に所属している場合は、リサーチャーという括りではなくマーケターと呼ばれるかもしれません。また、その会社でリサーチャーの在りかたや業務の幅は変わっていきます。

自社商品の開発のためにマーケットをリサーチする場合、依頼された部門へデータの分析結果を報告したり、プレゼンテーションをしたりします。そのために、外注のような感覚で業務をおこなうことがあります。

内資と外資、企業規模による違い

そして、所属する企業が内資か外資でもリサーチの目的や手法が変わります。外資企業でリサーチャーをするとなると、マーケットがグローバルであることがほとんどです。そのために、データを収集するにはWebが使われることが多くあります。

また、「マーケティング」を専門としている会社や、「プロモーション」「リサーチ」だけを業務としている企業もあります。そのため、リサーチャーは一概に「企業の中の一部門で働いている」とはいえません。

リサーチに特化した企業では、テレビ番組内で紹介される情報に誤りがないか裏付調査もします。ほかにも、交通調査や顧客満足度を調べることもあり、リサーチャーといっても、その業務内容の幅は広くあります。

そして、シンクタンク系(政治や企業戦略を扱う団体)をクライアントに持つ場合では、課題に対して解決策を提案します。シンクタンク系では、課題となるテーマに専門的な知識が必要となるため、リサーチャーも相応のスキルが求められます。

リサーチャーとして働くってどういう感じ?



それでは、実際にリサーチャーとして働いた場合について紹介していきます。年収や休暇がどれくらいか、リサーチャーを目指しているなら知っておくべき事項となります。

リサーチャーの年収は300万~500万円

リサーチャーは先に述べたように、マーケティング職に含まれています。そのため、平均的なサラリーマンの年収より高くなると思われがち。ただし、リサーチャーはマーケティング業務の一部となるため、高年収といえる職業ではありません。

初めて働く場合はどの業界でも年収にさほど開きはなく、220万円~300万円程度といったところが相場となります。仕事に慣れてきた20代後半から30代になると、300万円~500万円程度となり、他業種と比べても遜色ない金額となります。

また、企業や与えられた仕事の幅で、年収に開きがあるのはどの業種でも同じです。そして、個人のスキルが年収に反映されると、また違った金額となっていきます。平均でみる月収は18万円から25万円程。そして、管理職になってくる40代になると、平均年収が600万円程になります。

マーケティングリサーチの仕事は安定成長中

グローバルな視点から見る日本のリサーチ業界は、発展途上ともいえます。理由は日本のマーケティングリサーチ市場が、商品のマーケットに比べ規模が小さいためです。

また、問題点として浮き彫りになっているのが、相対的な人手不足とスキル不足です。日本のマーケティングは海外と比べて、広告代理店が行うケースが多くあります。そのために、マーケティングリサーチに特化した人材を育成するケースが多くありません。総合的に、商品戦略や広告戦略を立てられる、マルチな人材が重宝されるためです。

それでも、まだまだ伸びしろがある業界といわれるマーケティングリサーチ。現代はITの進化やスマートフォンの普及により、「どの広告がどれくらい効果を出したか」が視覚化しやすい時代です。スマートフォンの広告は、今後、広告シェアの多数を占めることになるでしょう。まだまだ余地が十分にある分野です。そのためマーケティングリサーチも、まだまだ発展が見込める業種といえます。

「マーケティング」や「プロモーション」、「リサーチ」を専門としている会社にとっても、これからはチャンスといえます。人材が育ったりITの進化だったり、今後はより精度の高いデータを抽出できるようになるでしょう。

分析・課題解決のレベルが上がれば、企業にとって「売れるモノ」が作りやすくなるといえます。
そのためマーケティングリサーチは、商品を創生していくうえで今以上に必要不可欠になると推測できます。

リサーチャーの生活は休日が不規則なことも

リサーチャーの募集には「週休2日」の記載が目立ちます。企業のマーケティング部門でリサーチャーをする場合を除いて、多くはシフト制がとられています。

理由としては、担当をするクライアントがカレンダー制をとっていないケースや、急な依頼に対応する場面があることです。また、多数の案件をかかえていると、なかなか休みがとれないこともあり、休日が不規則になってしまうことがあります。

リサーチャーになるには



リサーチャーになるためには、就活や転職で募集を探して応募することになります。転職サイトには多くの求人情報があるので、コンスタントにチェックしておきましょう。

大卒以上が基本。資格はあれば有利

リサーチャーの募集は、基本的に「大卒以上」となります。比較的規模が小さい会社の中には「高卒以上」もあります。いずれにしても、実務経験がない場合は新卒以外では不利となります。

中には、未経験者の募集もみかけるものの、マーケティングやリサーチャーについて知識を深めておくのは必要なこと。そして、既にリサーチャーとして活躍している場合、シンクタンク系や専門性が高い分野に知識が明るいと有利になります。また、国際実務マーケティング協会(R)で、マーケティングの勉強をして資格を取ることも一つの方法です。

求人を探すときのポイント

リサーチャーとして働くにあたり、求人を探す際のポイントの一つが「担当業務」にあるといえます。
リサーチャーの募集だからといって、基本的にデータを分析するだけではありません。商品開発、課題の解決策の提議など、クライアントへのプレゼンテーションなどが含まれることがほとんど。

そのため、未経験で就職や転職をするならば、業務範囲は事前に知っておきたいところ。もし、募集要項に説明が記載されていなければ、積極的に企業へ問い合わせをしてみましょう。あまりにも業務範囲が広い募集では、未経験者にとって仕事を覚える時間が十分でないことも考えられます。

まとめ

「リサーチャー」とはスペシャリストでありながら、マーケティングのあらゆる場面で活躍できるやりがいのある仕事です。ITの進化によってその精度が上がり、これからもマーケティングリサーチの市場は拡大していくといえます。
また、企業のマーケティング部門に所属したり専門の会社に勤めたり、間口が広く選択肢が多いのも魅力の一つ。これからリサーチャーを目指すなら、マーケティング全般の知識を深めておくとよいでしょう。

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