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「恋愛マスターが語る「オトナ女子のための恋愛×マーケティングのススメ」」

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2018/09/03

こんにちは、橋本です!

31才ぴちぴち清楚系女子と標榜してはばからない私ですが、エムエム総研に新卒で入社して、はや9年。
5年前に「彼氏が出来た!」と報告した時に「なんだって…、俺の可愛いはしもっちゃんが…」と言ってくれた当時の上司は、最近「まだ結婚しないの?」と半ば本気で心配してくれています。

そんな訳で今回の『橋本が行く!』は、そんなアラサーこじらせ女子に贈る「恋愛×マーケティング術」! 

お話をしてくれた方は、株式会社テマヒマの代表取締役 平岡 大輔さん。
「恐らく合コンした女性の人数は1,000人を超える」と言うツワモノです。
最近はその流れでアラサー女性の恋愛コンサルティングもしているとのこと。

それでは平岡さん、よろしくお願いいたします!

平岡大輔 氏

大学卒業後、総合広告会社へ入社。ナショナルクライアントのアカウントプランナーとして、主にTVとOOH広告のプランニングを担当。ITベンチャー企業へ転職後EC事業に関わり、マーケティングの体系的な理解と本質を知ることになる。その後、通販事業主のレスポンス向上を担う研究機関のWEB事業基盤構築支援を経て、2015年1月、株式会社テマヒマを設立。2人の子供を持つ既婚者。Facebookへの出没率高し。タレ目×関西弁×甘いマスク。

橋本正直なところ、タレ目の甘い系イケメンな外見が先行して「平岡さんは百戦錬磨の恋愛マスターに違いない」と決めつけている節があるのですが、平岡さんの恋愛経歴って実際にはどんな感じでしょうか?

平岡さん(以下、敬称略)そうですねー、僕自身の恋愛は早い段階で上手く行ってしまっているので、工夫して戦略/戦術の紆余曲折があって…という感じではないんですよ。
だけど彼女が出来たり結婚してからも合コンは頻繁に行っています。一番行っていた時期で週3回ペースで3:3の合コンをしている期間が2年間あったから…今まで合計で1,000人以上の女性と合コンで出会ってきた計算です。

橋本えっ…、ほんとにそういう人、いるんですね…(若干引く)

平岡合コンもいいことあるんですよ!
たくさんの女性を見てきたからこそ、僕は「今付き合ってる彼女が自分にとって一番の女性」と認識して、結婚を決断することが出来ました。
今では合コン開催だけでなく、悩めるアラサー独身女子に対して恋愛コンサルティングをしています。

橋本アラサー独身女子!まさに、わたし!
じゃあ、今日はそのあたりの話を中心にお願いします!

女性はマーケティング力、男性は営業力

平岡僕は、恋愛においては『女性はマーケティング力、男性は営業力』だと思っています。

橋本何となく、分かるような、分からないような…?

平岡男性は、正直行ってナンボです。イケてるかイケてないかはあまり関係ない。
道を歩いていても、「イケてる男性と美女のカップル」よりも、「なんでコイツがこんな可愛い子と付き合えるねん!」て思うカップルの方が多くないですか?

女性は自分からアプローチするというよりも、アプローチしてきた男性の中から選ぶ、という人が多いので、男性側が『キレイな女性、可愛い女性』を高嶺の花と敬遠せずにちゃんとアプローチ、つまり営業活動をすれば女性の恋愛対象に入り、付き合うことも出来る。それがイケてない男性と美女カップルの真相です。

橋本確かにそういうカップル、結構います。じゃあ、女性は?

平岡女性はね、圧倒的にマーケティングが必要です。特にアラサー以上の女性は。

女性は「若い」って言うだけで、最初は無敵の状態なんです。マリオで言うとスター状態。待ってるだけで男性からのアプローチがたくさん来る。
それが、アラサーを超えると、自分自身は何も変わっていないのに、声がかかりにくくなる。
性格も変わらない、外見だっていきなり大きく変わるわけじゃない。
じゃあ、何が変わるのか。年齢です。

男性は若い女性が好き、というのがマジョリティな以上、そうなることは仕方がないんです。橋本平岡さん!各所から批判が来て、炎上しそうなお話です!

平岡これが事実だと受け入れて下さい。

若さを失ったアラサー以上の女子は、『若さ以外の価値』を高めないといけない。
でも、人によって何に価値を感じるか、違いますよね。
そこで仮説を立て、ゴールを明確にしたうえで市場を設定し、検証可能な母数の出会いを重ねて仮説の精度を高め、ターゲットの求める「価値」を明確化して、自分自身がその価値を備えていく。
そうしていくつものPDCAを繰り返し、結婚という成約に繋げていくんです。

橋本具体的にステップに落とすとどんな感じですか?

平岡ステップはこの通りです!それでは、さっそく順に説明していきますね!

1.今の自分の市場価値を認識する

2.ゴールを明確に設定する

3.ターゲットを設定し、リード創出を行う

4.クロージング

1.今の自分の市場価値を認識する

平岡まず、自分の今の市場価値を認識してください。
女性はアラサーになると、それまでの無敵状態から、一気に男性から声がかからなくなる。
その事実を受け入れられずに、いつまでも過去の栄光にしがみついたまま、理想だけ高い状態で自分からは何も動かない人が本当に多い。

過去の成功体験は捨てて下さい。今はもう無敵ではないことを認識してください。

橋本最初から、心が苦しくなることを言いますね…

平岡これをちゃんと認識しないと、その後の活動も全く意味のないものになりますからね。

2.ゴールを明確に設定する

平岡次に必要なのが『ゴールの明確化』です。
「恋愛のゴール=結婚」という人は多いと思いますが、「結婚に何を求めるのか」を定義している人って少ないんですよね。

よく言われる「温かい家庭を築きたい」という言葉だって、「庭付き一軒家を買って夫婦と子供二人の家族4人で住んで、旦那さんが外で働き、奥さんが家庭を守る」というイメージを持っている人もいれば、「夫婦共働きでガンガン働きながら、家ではお互い癒し癒される関係性」を求めている人もいる。

このように、『結婚』という言葉は非常にあいまいで、ふわっとした言葉なんです。

企業のマーケティングも同様ですが、顧客と市場の定義をあいまいにしているケースが非常に多い。「定義をする」ということは、マーケティングにおいて絶対的に重要です。恋愛や結婚も同じ。

まずは自分自身が結婚に対して何を求めるかを明確にする。それが大切です。

橋本あー、これは納得出来ます。結婚観がすり合ってないと、結婚は出来ても、その後の結婚生活にイメージのかい離が発生しそうですね。

平岡そうなんです。
これは皆さん共通認識だと思いますが、本当に大切なのは結婚してからなんですよね。

家族で仲良く暮らしたい、という想いが夫婦双方にありつつ、でも軋轢が生じてしまうのは、結婚に対するゴール感のすり合わせが出来ていないからなんです。

橋本そう考えると、結婚の認識がすり合っていない夫婦って、仲の悪い営業とマーケの姿そのものですね。
営業は「マーケからの供給リードの質が全然良くない」と言い、マーケは「それを商談にするのが営業の仕事。自分たちはリード供給をしている」と主張する。
ひとつの事業、企業として同じゴールを目指すべきなのに、目指すゴールやビジョンがすり合っておらず、目先の目標の違いから、認識に相違が生じる、という…

3. ターゲットを設定し、リード創出を行う

平岡女性の恋愛事情の『30才まで』と『30才から』は、さながら大企業と中小企業のマーケティングくらいに違いがあります。
大企業であれば知名度も人気もあるので消費者の方から多くの問い合わせがあり、それに対応していけば良いという状態。それに対して中小企業は認知が低く検討の土台に上りにくいので、自らアクションを起こしてリードを創出していく必要があります。
同じ『マーケティング』にしても、このように、大企業と中小企業でとるべき戦略とアクションが違うんです。それと同じことがアラサー女性の恋愛にも起こっています。
アラサー女性にとって、マーケティングを行う対象となる母集団の形成を『自分で作る』ことが不可欠です。

橋本『マーケティング同様、恋愛もまずはリードジェネレーションが必要』ってことですね。

平岡そうです。
ただ、その前にやらなきゃいけないことがあります。それがターゲットの設定です。

先ほどの『2.ゴールを明確に設定する』によって、自分自身の結婚のゴールが明確になったと思います。

そしたら次に、そのゴールにあったターゲットの設定をするんです。
ただし、この時に、過去の恋愛を思い出してはいけません
「前に告白してきたA君ってこうだったな」「元カレのB君はこんなところがあったな」とは決して考えないでください。

なぜなら、A君に告白されたりB君と付き合っていたのは、アラサー以前の無敵状態の時の話です。今の自分ではない、ということを忘れないでください。

必要なのは『ゴール(≒結婚観)が合致している人はどんな人なのか』という発想のみです。

橋本これも企業と同じく、アクションの前に、市場とターゲットの設定を行うんですね。
という理屈は分かりますが、すごいストイック…

平岡そうです。その設定が出来たら、やっとリード創出です!

市場とターゲットはあくまで想定です。この仮説が合っているかどうか、検証しなければならない。そのためには多くのリード数が必要になってきます。
出会いの母数を増やして検証精度を高めていきましょう!

数を増やすのは簡単です。アクションの数を増やせばいいんです。
具体的には出会いのイベントの数を増やすことです。合コンなどへの参加を積極的にしたり、行ったお店の店員さんやお客さんとの接点を持つようにしたり。最近だとマッチングアプリの活用も良いですね。

一方で、やみくもに数を増やすのではダメ。ちゃんと検証を重ねないといけない。つまり、ターゲットの考えている結婚観と、その結婚観を実現するために必要な女性の価値を明確にしていく。
人によって、この価値は「きれいに掃除された部屋や美味しいごはん」だったり、「自分と同じくらいの稼ぎがあること」だったり、「自分にはない視点で刺激を常に提供してくれる人」だったりします。

そして、自分が本当に相手の望む『価値』を提供することが出来るのか、考えて下さい。
相手が望むのが、『自分が提供できる価値』であれば引き続きリード創出を行い、『自分には提供出来ない価値』であれば早々にターゲットを見直してください。

橋本仰ることは分かりますが、たくさんのリード創出をするって、浮気みたいで気が引ける人も多いんじゃないかな…と思います。

平岡浮気ではなく、PDCAです! 30代になってからの「1年」という時間は、20代の3年分の時間に相当するくらい重要で、あっという間に過ぎていくものなんです。。
だからスピードを速め、PDCAをたくさん回していくことが必要です。

4. クロージング!

平岡そしてとても大切なのがクロージングです。

付き合っていてもなかなかプロポーズに踏み切れない男性。そして、そんな男性にヤキモキしながら、でも自分の年齢も年齢だし彼がプロポーズしてくれると思うし…と、結婚を迫ることも別れることも選べず付き合いを続ける女性。
そんな、現状維持バイアスがかかってしまっている男女が今の世の中にはたくさんいます。

人間は誰しも現状維持バイアスがかかってしまうものです。
だから「現状を続けるとどんなリスクがあるか、どの選択肢を選べば現状よりも良くなっていくのか」に気づかせ、今とは違う選択肢を選ばせねばなりません。

相手に結婚を意識させ、それを選ばせる活動が必要になります。

橋本でも結婚の話題を出すと、「重い」と思っちゃう男性と、そう思われたくない女性って多いですよね。

平岡重くても良いじゃないですか。
結婚の話をしたことで「重い」と離れていくような男なら、こっちから距離を置くべきです。

例えば営業でも、営業成績が上がらない人って持ち球が少ないから、成約可能性が低いと分かりつつ、そこに固執して自分のリソースを使ってしまう。でも選択肢がたくさんあれば、ヨミの甘い案件は早期に見極めて、他の成約可能性の高いものに注力できる。
恋愛はそれ以上に対象数がたくさんいます。だって地球に男は35億もいるんですよ!

また、これは決して「浮気のススメ」ではありません。
持ち球を増やすことで、彼氏に向いてた感情やコミュニケーションが分散されて、彼氏もその変化に気づくんです。
そして「もしかしたら別れようとしてる?」と、焦る。

そうなったらこっちのもの!
手に入らないものをほしくなるのが人間です。
彼氏に対して期限を切って、いついつまでに結婚を決めないと別れる、と宣言してください。

手に入らないものに固執するのではなく、正しくクロージングをすることが、幸せへの第一歩です!

最後に、兼、編集後記

まず、最後までお読みいただいた皆さまに。そして、ご結婚されているにも関わらず、合コン人数1,000人の恋愛マスターという触れ込みで取材を受けて頂いた平岡さんに、心からの御礼を申し上げます。

「オトナ女子のための恋愛×マーケティングのススメ」、いかがでしたでしょうか。

皆さん色々なご意見がおありと思いますが、以下、取材を終えての私自身の感想を本音と建て前でお送りします!

< 建て前 >
マーケティングエージェンシーでは、『恋愛をマーケティングに例える』ことは日常的にあります。非常にあります。
が、過去、ここまで真剣でロジカルな『恋愛×マーケティング』には出会ったことがありません。

だからこそ、恋愛をこじらせているアラサー女子の皆さんに対して薄っぺらいアドバイスではなく、本質的な課題解決に繋がる、素晴らしい内容だと感じました!

< 本音 >
記事の中では「アラサー女性の恋愛」を一般論で話しているテイにしましたが、実際には「橋本さんはこうしたほうがいいよ」「現状維持バイアスかかりすぎだよ」のような、橋本さんへのダメ出し恋愛コンサルティングになっていました。

取材の中で考えていたのは「ツラい」「もうやめてくれ」「これ、親も見るのに…(うちの親は『橋本が行く!』読者です)」、でしたが、改めて見てみると、薄っぺらいアドバイスではなく、本質的な課題解決に繋がる、素晴らしい内容だと感じました!

という訳で、今回の記事、『独身オトナ女子に役立つ内容だ!』と思っていることは本当です。
平岡さん、現実的なたくさんのアドバイスをありがとうございました!

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