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結局「マーケター」にはどうやってなるの?について持論

キャリア×マーケ 2018/09/03

今回は、私の昔話から始めます。

私のキャリア形成のはじまりは、Webプロダクション会社でのアシスタント・ディレクター(いわゆるAD)から始まっていまして、この時の仕事と言えば「カバン持ち」やら「スケジュール調整」やら、とにかく周りのスタッフの方々が「気持ちよく仕事ができるようにする」というものをこなしながら様々な経験をするというものでした。

そんなある時、有名なカメラマンとライターを同伴して取材を行っていた際のことです。取材の合間に2時間ほどの時間ができまして、喫茶店で何気ない雑談をするタイミングがあったのですが、ここで、一流である彼らに「どうやって、その仕事に就いたのですか?」と聞いてみたことがありました。

すると、彼らは少し面倒くさそうな(たぶん、この手の質問をする若者が多いからでしょうが)顔をしつつも、いつも身の回りのサポートをしていた自分で、少しは面識もあったこともあってか、アイスコーヒーを飲みながら答えてくれました。

「……これってな。別に『なろう』なんて思ったんじゃない。気が付いたら、なっていたんだ。なぜって、寝ても覚めてもカメラが好きだから」

横を見ると(その方も著名な方なのですが)ライターの方もウンウンと頷いている。

当時の私には、この発言の真意がつかみきれない部分があったのですが、いまならハッキリと理解できます。この方たちのおっしゃっていることが真実なのだろうなと。

マーケターとは「関連スキルの集合体」である

思えば、自分の「マーケター」というキャリア形成も、最初から「目指していた」という事はありませんでした。そもそも、「マーケターになる(マーケティングでご飯を食べる)」と決めたのは、つい最近の35歳のことです。

それまでの私はWebディレクターと、Webプロモーションがコアにはありましたが、その仕事をやりながらもイベント運営、営業、新規事業の立ち上げ、会社のロゴ開発……と、とにかく自分に必要そうな仕事を何でもかんでも「こなしていた」のを覚えています。

そもそも、私は「マーケターの仕事はこうである」という正解は無いと思っています。
マーケターとは結局、マーケティング知識という基礎スキルの周りに、Webディレクション、Webプロモーション、Web戦略立案・予算設計、イベント運営、セミナー運営、マス連動、調査(リサーチ)設計~など「様々な業務(スキルセット)の集合体」があって、形成される「総称」=(つまりそれって、マーケター)みたいなものだと思っています。

ですから、マーケターになるための道筋はシンプルです。自分に必要な「関連のありそうなスキルセット」を整えていくんですね。それが、統計のような分析軸の人もいれば、イベント運営のような軸の人もいるでしょう。もちろん、私のようにWebに関するあれこれ、という道筋もあります。

とにかく「答えが1つではない」ので、これらスキル2~3つを「高いレベルでこなせれ」ば、その人はマーケター足りうると思います。別記事で詳細を書いていますが、結局は、マーケティングの仕事をすれば、これら全部にかかわることになるわけで、その中でさらにいくつかの「自分ならでは」があるとき、これを「いっぱしのマーケター」と呼ぶのは、ある意味自然だなと。そういう事なんじゃなかろうかと。

もし、いま、あなたの目の前にある仕事が「Web担当」だったり「Web制作」だったり、なんでもいいのですが、そういう仕事があるとして、その未来に「マーケター」がつながっているか?と言うと「あまり関係ないように見える」かもしれません。しかし、そこはぜひ考えをあらためて「これはスキルの1つなのだな」という姿勢で取り組まれたらいいんじゃないかと思います。

結局は、ある特定のスキルについて(少なくとも社内において)「極める」というレベルまで行けば、誰もあなたをそのまま「放っておく」という事は無いですから。そのキャリアはきっと「マーケター」につながっていると思いますので、まずは、目の前のことからしっかり頑張っていきましょう。

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