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マーケティング企画立案における「ブレスト」のコツ

スキル×マーケ 2018/09/03

たとえば、キャンペーンの企画を立案したり、セミナーの訴求内容を決めたり、イベントの内容を固めていくときに必ず行うのが「ブレーンストーミング(通称ブレスト)」と呼ばれる、意見の交換ですが、これは「やり方」を間違えると収拾がつかなくなるので、今回は普段私がメンバーと行っている方法についてお伝えします。

ブレストで最初にやることは「要件定義」

なんだか、いきなりシステマチックなタイトルになっていますが(笑)、よくブレストである悪い事例について解説すると、代表的なのは「とにかくみんな思いついたことをバンバン発言する形式」というものです。

これは結構「アイデアだし大会」くらいにはなります。なるのですが、なぜか、1~2時間も続けていると「製品の愚痴」とか「要望の塊」とかになっていて、結局進まなかった・・・なんて事も起こりがちです(笑)

なぜ、こんな事が起るかというと「参加者全員の中に統一のゴールが出来ていない」からです。つまり、ある人は、ある方向について思いついたことをバンバンしゃべるし、別の人は全く違う事を考えていて・・・なんてことが実際には起こっていて全員のベクトルがあっていないんですね。このような状態になるくらいなら、個別に考えてもらって意見を持ち寄るほうがよっぽどスマートです。

効率の良いブレストの具体的な作り方

では、そうならないためにどうしたらいいのか?

私が良くやっているおススメのブレストの方法は「ゴールから考える事」です。「ゴールがないとき」は「大きなゴールを作ること」から定義します。たとえば、「展示会に出展するためのブレストを行う時」なら、最初に「名刺の数の最大化を目指すべきか?」「それとも商談を最大化すべきか?」から始めるんですね。おおもとの部分を詰める事で、全員のベクトルを同じ方向にそろえ、その中からブラッシュアップを行っていきます。

上記のケースならば「じゃあ、今度の展示会ではアポを目標にした内容で作ってみようか」となったタイミングから、全員で「効率的なアポの作り方」を考える。その時に発生しているコミュニケーション設計は、明らかに「リードをかき集めるための展示会」のブレストとは意味あいが違うものになっているはずなんですね。

逆に、この事例において、もし大枠の方針を「先に決めなかった場合」に何がおこるか?

たとえば、いきなり「アイデアだし大会」をはじめたとしましょう。すると、もしかしたら「リードをかき集めたいAさん」と「アポを集めたいBさん」が違う方向を向きながらアイデアを出し合ってしまうかもしれません。

こうなると、「どこから意見を集約すべきか?」が見えないため、お互いにとって建設的な議論にはならない・・・なんてことが起ってしまうんですね。

しかも、たちの悪いことにお互いが、自分の意見をベースに考えているものだから、どうしても、「そもそもの考えの前提が、まったくかみ合っていないことに気が付くまでに数時間かかってしまいました」なんてことすら起こる可能性があるんです。

そもそもブレストの目的は、「何かを成し遂げるためのアイデア出し」を行うことです。ですから、とっかかりは「北に行くの?南に行くの?」くらいから始めてもいいんです。それから、徐々に徐々に狭めていって(時には前提条件に戻りながら)議論を進めていくと、遠回りのように見えて、実際はかなり建設的な進行ができると思います。

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