• 2018/09/03
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マーケターとしての「内定」をもらってから「就職までに」絶対やっておくべきこと

  • デ・スーザ リッキー
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あなたの転職活動が晴れて成果を出し「内定」が届いたとしましょう。そして、入社までに(数週間~数か月の)期間があったとします。この期間中に、マーケターであるあなたがやっておくことで「凄まじいアドバンテージ」が取れる「タスク」が1つあります。今回はそれについてコッソリお伝えします。

内定が決まった「あなた」が入社までに何をすべきか?それは「実際に商品やサービスのプロモーションプランを作ってみること」です。もう、これは「仮に」で結構です。自分が「知り得る限りの情報」を持って「その商材を自分がプロモーションするとしたら、何を前面に押し出して、どこが強みだと思っていて、どのポイントで競合と差別化して」というのを事細かに「市場にある情報だけ」で「決めてかかって」しまうんですね。なんで、そんな面倒くさいことをするのでしょうか?理由は2つあります。
*入社後に必ず役に立つ「2つの理由」とは
1つ目は「あなたが、その商材のことについて『何も知らないタイミング』は、もう訪れないから」です。その企業に就職して、業務が開始して1か月も経つと、あなたはスッカリ「企業の中の人」になります。特に「マーケティング」なんて職種で入社した場合、限りなく短いスパンで、その商材についての知識量が爆発的に増えてきます。

逆に考えると「消費者と全く同じ目線」で、その商品のことを見届けることが出来るタイミングは「入社の前」しか無いんですね。そして、マーケティング担当者となったあなたは、「入社する前のあなた」と同じくらいの理解度しかないユーザーに対して、何らかの方法で、プロモーションをかけていくはずなんです。
 ユーザー目線に立って、ユーザーのニーズを先に抑えておくタイミングはここしかないということです。だからこそ、ここでキッチリ押さえておくと良いでしょう。

2つ目の理由は、入社後にいきなり役立ちますが「まだ、訴求してない魅力に気が付くため」です。入社前は「世に出ている情報」だけで、その商品を理解しているので、入社後に、その商品の開発秘話や内部情報ついて知った時に「え、こんな凄い長所あったの!?」と気が付くことができる大チャンスなんですね。

これは、私自身も経験があるのですが、社内の人間というのは案外、自社製品の「凄さ」を「このくらい当たり前でしょ?」と捉えがちです。自社でできているから「世の中でもきっと普通」になっちゃうんですね。
でも、そこにまっさらの人間が入ってきて「いやいやいや、これすごいことだから!!」というと、いきなりそこがアピールポイントになったりして、商品の差別化が進んでしまったりします。それを把握する意味でも「現在進行しているプロモーションの狙い」などは、自分なりに掴んでみることが非常に重要です。

ちなみに筆者は、これを入社のタイミングではなく「面接」のタイミングまでにやっていました。なぜなら、これをしておくと面接の時点で「ここをこういう意図でプロモーションしていると思いますが、こういう課題はありますか?」など、かなり踏み込んだ話ができ、マーケターとしてのプロモーション力や調査力をアピールすることができるからなんですね。

特に私の場合は「マーケティング部長」の採用枠での応募だったので、このような形で面接に臨みましたが、ここまでせずとも、少なくとも入社までに「まっさらな自分で一回理解しておく」というのはものすごく大きなアドバンテージとなるので、自分ができる範囲で進めておくと良いでしょう。かなりオススメのテクニックですよ。

関連リンク「突撃!となりのマーケター」

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