• 2019/10/23
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マーケティングプランナーに資格は必要? 仕事内容との関わりについて解説します!

  • マーキャリ 編集部
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目次

企業が売上を上げ、発展を続けていくために重要になるマーケティング。企業の販売戦略に大きく携わるマーケティング職は、ネットやSNSなどが盛んになるにつれ、ますます重要な役割を担うようになっています。マーケティング職のなかで、マーケティング活動自体の戦略や企画を行うマーケティングプランナーは、マーケティング職におけるマネージャー的な役割であることが多いです。

企業によってはマーケティングの専門部署を設けていないこともあります、その場合は営業職がマークティングを行うケースも多いです。また、会社ごとにマーケティング業務の内容がバラバラであることも。
この記事では、これからマーケティング職を目指す方や、なりたての方に向けて「マーケティングとはなにか」「マーティングプランナーに資格や検定は必要か」という基本的なところから解説しています。ぜひ、参考にしてください。

まずはマーケティングを知ろう



資格の必要性について述べる前に、マーケティングとは何かについて解説します。担当する業務の幅が広いことから、マーケティングの仕事について一言で説明するのは難しいと考えている方も多いのではないでしょうか。未経験の方なら「市場調査=マーケティング」と考えている方も多いはずです。日常的に使う言葉ではないので、職種が違えば自社内にマーケティング部門があっても、はっきりとどんな仕事をしているか分かりづらいかもしれません。

また、マーケティングには専門用語も多いことが、マーケティングについて考える上で「難しそう」といった印象を与えている側面があります。 マーケティングとは、企業が抱える顧客(消費者)やその市場を分析して、顧客が潜在的に求める欲求を探り出すことで既存顧客の満足度向上や新たな顧客の獲得につなげる活動のことです。もう少し簡潔に言えば「誰に何をどのように販売するか」について戦略を練る部門だといえます。

マーケティングとは販売戦略に関わる全般の活動のことです。 重要なのは「欲求を探る」ということ。どんなによい商品やお得な商品、今までになかったものであったとしてもニーズがなければ販売につながりません。顧客がどんな商品を求めているかを分析することで売上が予測でき、初めて商品化することができます。

マーケティングとは、調査することだけではなく、営業はお客様に商品を売るための仕組みづくりだと言えます。たとえば認知度を高めるために行う広報や広告宣伝などのプロモーションは、企業の売上につなげる販促の1つです。つまりは広報や広告もマーケティング活動の一部と言えるでしょう。他には商品の展示会やイベントへの出展などの販売促進活動も、マーケティングの一部です。

マーケティングプランナーの仕事

マーケティングプランナーは、マーケティング職のうちの1つです。広報や広告宣伝などもマーケティング活動の一部ですので、広報職やPR活動を担当するPRプランナーなどもマーケティング職の1つだと言えるでしょう。

マーケティング職のなかでのマーケティングプランナーの役割は、プランナーという言葉の通り、計画・立案にあります。企業が置かれている市場分析や課題分析を行い、どうすれば製品やサービスをより効果的にターゲット顧客まで届けることができるかを企画するのがマーケティングプランナーの役割です。実際に現場で活動するというよりは、立案した企画の全体をまとめる役割を担うことが多いです。

マーケティングは企業の販売戦略に関わる重要な仕事ですが、どのようなマーケティングを行うかを考えるのがマーケティングプランナーです。そのためマーケティング職においてもかなり重要なポジションであると言えます。もちろん企画・立案するだけでなく、どうすれば課題が解決できるのかといったところまで提案できるスキルが求められます。

マーケティングプランナーに資格は必要?

マーケティングに関わる資格はたくさんありますが、マーケティング業界ですでに活躍している場合には、新たに資格を取る必要性は高くはありません。マーケティングの仕事内容は販売戦略という広い範囲に渡ります。企業によって求められることが全く異なるため、資格の知識が仕事に直結しづらいですし、資格の内容もすでに知っている情報の確認にとどまってしまうことが多いからです。

しかし、未経験の方やマーケティングプランナーになりたてで、マーケティングの知識を身につけたいといった目的がある場合には資格を取得するための勉強が、実際の業務においても大いに役に立つでしょう。 クライアントに専門用語で質問を受けた場合など、何のことか分からないことがあってはなりません。実際に社外で取引先の方と話す機会があるのなら、知識を身につけるための資格取得は重要だと言えます。

また、企業内でもマーケターによって担当分野が異なる場合などにも、資格の勉強で知識を身につけることで、同僚とも共通言語で会話がしやすくなるでしょう。

マーケティングに関わる資格

ここからは、マーケティング関連の資格のうち主なものをいくつかピックアップして紹介します。それぞれに特徴がありますので、自分の立場や状況に応じて選ぶのがおすすめです。

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング知識を総合的に学べる検定です。C級・B級・A級の3つの級に分かれており、C級で基礎知識を、B級でマーケティングの運用に関する知識を学びます。C級とB級が初心者向けのものとなっています。 特定の職業、業種などにとらわれない共有のマーケティングの実務知識が学べるので、ゼロからのスタートで全く知識がない場合は、まずはこれを目指すとよいでしょう。

Webアナリスト検定

Googleが提供する「Googleアナリティクス」というアクセス解析ツールの使い方を学び、実務に活かしたいときに役立つ資格です。マーケティング職になりたての場合は、サイトの解析から始めることが多いですので、近々の業務に直結する内容となります。 単純にツールの使い方やデータの読み方だけでなく、データをもとにどこに課題があるのかといったところまで分析する力を養います。すぐに使える知識なので、実務的にも有用です。Googleアナリティクスは使わない方が珍しいほどですので、最低限の知識として抑えておきたいところです。

プロモーショナル・マーケター認証資格

セールス・プロモーション、つまり販売促進に特化した認証資格です。顧客となるターゲット層を購買行動へ移すための動機づけの仕組みにフォーカスして学習することができます。マーケティングの役割は、最終的には商品の購入につなげることですので、これを学習することでマーケティングを行う上で重要な知識が得られるでしょう。プロモーション戦略の設計や開発、メディアやツールの制作が試験科目で、知識試験と実技試験の2部構成となっています。

マーケティング職は、企業の売上に直結する重要な役割です。そのため責任も大きいですが、その分やりがいも十分に感じられるでしょう。これから就職・転職をするにあたって、大きなチャレンジをしてみたいと考えるのならぴったりの職種ではないでしょうか。

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