• 2019/05/24
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企画職のキャリアアップに必須なスキルを紹介!転職時の注意点も確認しよう

  • マーキャリ 編集部
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目次

人気の職種で、応募者も多い企画職。新しいものを生み出すというクリエイティブな部分に魅かれている人も多いのではないでしょうか。この記事では企画職になり、キャリアを積んでいくために必要なことについてご紹介していきます。
既に企画職として活躍している人も、これから企画職を目指す人にも参考になる内容になっています。ぜひ、最後まで目を通してくださいね。

他職種からの企画職に異動できる?

まずは現在営業職などの方が企画職に異動するケースについて考えていきます。商品企画の場合は、新しい商品やサービスを提案する仕事ですが、一言でいうと「会社の新商品を考える」のが主な業務となります。規模によっては社運をかけるようなケースに発展する場合もあるでしょう。で、あるならばどのような人間を企画職として抜擢したいかはおのずと見えてくるのではないでしょうか。

たとえば、営業が嫌だから企画がやりたいという社員を、重要な企画職に異動させるということはほぼないというのが分かりますよね。もちろん適材適所はありますが、営業で成果を上げられていない人が、企画なら成果が出るか、と言われると考えにくいのではないでしょうか。企画職になるために重要なのは、現段階で実際にアイデア力があるかどうか、売れる商品が考えられるかではありません。「この人なら活躍してくれるんじゃないか」という期待を上に持たせられるかどうかです。

経営陣からすれば、企画職がやりたいという人間にやってもらうというスタンスではなく、結果が出せそうかという気持ちで人員配置を決めているということを忘れないようにしましょう。
つまり、企画職になるためには、まず今置かれた立場で結果を出すということが、遠回りなようで最短の道になります。

企画職は出世できる?




企画職のキャリアプランを考えるにあたって、まずは企画職が出世コースなのかどうかですが、結論からいうと企画職は出世しやすい役職だと言えます。というのも新卒採用以外は、ほとんどが営業やマーケティングなどの関連部署を経験してから企画職になるというパターンだからです。新たな商品を開発するためにはアイデアを出して終わりではなく、それを形にしていくことが必要ですので、必ず他部署との連携が求められます。多くの関連部署を横断的に把握できている企画職なら、マネージャーなどの管理職として抜擢されるというのもありうる話です。



キャリアアップに必要なのは、アイデア力だけじゃない

企画職が管理職を目指すなら、まずは会社の全体を把握することが重要になります。たとえば営業部長を目指すときに、営業成績さえトップなら昇進できるかといえばそうではありませんよね。それと同様に、企画職が昇進するために必要なのはアイデア力だけでは不十分です。「管理職」というからには何かに突き抜けるだけでなく、人材や予算などの全体管理などもできるようになる必要があるからです。まずは企画力を磨き、採用されるアイデアが多くなると、チームなどのリーダーになるといったチャンスが与えられます。

リーダーに必要なのはコミュニケーション能力とマネジメント能力です。アイデアを出すためには市場調査や分析が必要ですし、実際に売るには営業が必要です。必然的に企画チーム内だけでなく、他部署との連携が求められますので、相手に分かりやすく伝えるコミュニケーション能力は企画職としてキャリアアップするなら重要なスキルです。

マネジメント力とは、一言でいうと「チームをまとめる力」のことです。管理職となればチームではなく部署という大きな単位をまとめる必要があります。小さなチームをまとめることができなければ、大きな部署をまとめることはできませんよね。最小単位のチームであっても、特に企画職ともなればメンバーは十人十色です。全員の意見を取り入れようとしてもアイデアとしてまとまりがつかないということもあります。メンバーの特徴を理解しながらチームとして結果が出せれば、チームリーダーだけでなく、メンバーの評価にもつながります。

企画職は独立・転職に有利?

社内で企画職としてキャリアアップするために必要なことをご紹介してきました。ここからは企画職として働いている人が転職や独立を目指す場合について述べていきます。

特にBtoC企業における商品企画の場合は、生み出した商品が世に出ているので、形として残っています。別の企業で企画職として働く場合に、これ以上の強みはないでしょう。商品企画職は、新しいサービスを生む部署であるという特徴から、求人数は多いです。そのため、経験者であれば、企画職として転職することは比較的容易であると言えるでしょう。
独立の場合も同様です。自身が生み出したサービスがヒット商品であるなどの理由で、別企業の役員やCOO(最高執行責任者)として迎えられるということも多々あります。

どちらの場合にしても、企画職は自身が行ってきた仕事の評価が社内にとどまることなく、業界を問わず通用することが多いです。きちんとした実績があれば、転職や独立をしてもしっかりとしたキャリアプランを形成することができるでしょう。

企画職が転職する場合の注意点

いざ、転職をする場合には、まずはキャリアプランをしっかりと計画することがなにより重要になります。まずは転職が必須なのかということから見つめ直していきましょう。転職するということが必ずしもキャリアアップにつながるというわけではありません。今の会社では、自身が描きたいキャリアをどうしても築いていくことができないとなって初めて、転職が選択肢になるのです。

自身がやりたいことができない、スキルアップができないから転職というのは、面接官からするとネガティブな動機だと捉えられかねません。
そして、もう一点注意すべきは転職に関する相談する相手です。周りの同僚や近しい人だと転職をすることに対して客観的な意見が聞きづらくなります。転職をしたことがない人に転職についてのアドバイスをもらうことは、難しいです。

そのため相談をするなら、まずは実際に転職経験がある人や、転職エージェントに聞いてみるのがおススメです。
企画職がキャリアを積むにあたって、重要なのはアイデア力だけではないということ、転職には有利ではあるが、転職は必須なのかということをしっかりと確認した上で、自身が思い描くキャリアを築いていってくださいね。

キャリアアップ=転職ではない

キャリアアップを考える際には、転職を検討することが多いです。たしかに転職はキャリアアップのための1つの方法ですが、転職しなければキャリアアップできないというわけではありません。 たとえ、周りがキャリアアップのためにさかんに転職をしていても、あなたにとっても転職が最善の方法とは限りません。

転職は人生を変える大きな決断です。慎重になりすぎる必要はありませんが、安易に転職をしようとする必要もないでしょう。

転職をするのなら、まずは今の会社で学べることはないか、今の会社でできることはすべてやったかどうかを振り返ってみてはいかがでしょうか。

転職をする際に必要となるのが自身の市場価値です。しかし、これは客観的に知ることが難しいものです。自身のキャリアの棚卸しやスキルの習熟度の確認をするなら、エージェント型の求人サービスを利用するといいでしょう。

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