• 2019/05/28
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転職してスキルアップする秘訣と転職面接のポイントを徹底解説!

  • マーキャリ 編集部
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目次

今よりレベルが高い仕事ができるようにしたい、収入を上げたい、将来のために学びたいなど、スキルアップを目指して転職を考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、転職=スキルアップというわけではないのは確かなところ。この記事ではどうすれば転職することによってスキルアップができるのかについて紹介しています。
転職を考えている人だけでなく、自身のキャリアについて考え直したいという場合にも参考になる内容になっています。

転職でスキルアップはできるのか



まず考えるべきことは転職についてではなく、スキルアップとは何かを知ることです。そして自分にとってスキルアップはしなければいけないのかという順番で考えていきましょう。

スキルアップの方法

スキルアップとは、自分の仕事の専門性を高めるということです。例えばですが、未経験の職種に転職すると、それまでのスキルは使えないわけですからスキルアップにはなりませんよね。
スキルアップの方法は、大きく分けて2つあります。

1つは経験を積んで知識や技術を高めるということ。知識も重要ではありますが、スキルアップに必須なのは経験です。営業職の人が転職して別の会社で営業職をするとなると、活かせるスキルはもちろんありますが、経験できることは異なってきます。今の会社ではできない新たな経験を積むというスキルアップができます。

2つめは勉強して資格を取得すること。資格がないと携わることができない業務がある場合だけでなく、自身が進んでいく業種や職種に関係する資格も、知識を広げて視野を広くするという意味では立派なスキルアップと言えます。また、異業種に転職する場合などでも、資格の取得に向けて勉強中であるのはアピールポイントになります。

スキルアップできる人できない人

スキルアップを目指して転職をしても、スキルアップできないという人がいます。ここからはどうすればスキルアップができるか、について説明していきます。

目標を設定しよう

目標がないのに、とりあえず今の仕事から逃れるために転職をするのは、スキルアップにつながらないということはイメージしやすいと思います。過酷すぎる労働環境であるブラック企業であるのなら話は変わってきますが、そうでないのならまずは「本当に転職する必要があるのか」考えておく必要があります。

指針となるのは目標です。どんなスキルを得て、どんなことができるようになりたいのか、また、将来的にどのようなキャリアを経験していきたいのかなど、明確な目標設定をしていきましょう。
仕事をしていく上で最終的にどのような自分になりたいのか、という長期的な目標を設定し、それをもとにどのようなキャリアやスキルが必要なのかを逆算していくとよいでしょう。会社内で高いポジションにつきたい、自身の仕事のレベルアップを図りたい場合など、スキルアップしてそれらを達成していく人は目標設定や将来像を持っています。

逆に、スキルアップができない人は明確な目標がない場合が多いです。言ってしまえば目標がなければスキルアップをしようというモチベーションは生まれてこないので、当然のことです。単純に今の仕事が嫌だから逃れるための転職や、今より楽な仕事がしたいという気持ちではスキルアップにはつながりません。

自己成長を目指そう

ゆとりがある会社生活も良いですが、スキルアップのためにはあえて過酷な場に身を置くというのも1つの方法です。例えばこれまで培ってきた以上のスキルは求められない職場に転職すれば、スキルを上げる必要はありませんよね。スキルアップを軸に考えるならば、今までよりもより専門性が求められるというようなチャレンジングな職場に転職するのがおすすめです。

転職時の面接に「スキルアップしたい」は禁句



ここからはスキルアップのために転職しようとする際に必ず突破しなくてはいけない、企業面接における注意点について説明していきます。向上心があるように見える「スキルアップしたい」という志望動機がNGであるということなど、注意点はたくさんあります。

自分が持っているスキルを一番の武器にしない

転職時の面接においては、自分をアピールしたいばかりに今までの経験や得たスキル、資格をもとに面接先の企業に「御社に貢献できます」と言ってしまいがちです。
もちろんそれらが不必要なわけではありませんが、一番の武器にするのは危険です。

分かりやすく1つの例を挙げます。あなたが看護師を目指している学生で、この度看護師の資格を取得したとします。就職したいと思う病院があるとして、面接の場で「看護士の資格があるのでこの病院で勤めたいです」とアピールするでしょうか?そんなはずはありませんよね。
この場合は資格が必須の例ですが、転職するにあたって、あなたが持っている資格が必須のものかどうかは重要ではありません。資格はアピールポイントにはなるでしょうが、決定打にはなりません。経験やスキルでも同様です。面接官が重視するのは「いっしょに働きたいかどうか」だということを忘れないにしてください。

「スキルアップしたい」という志望動機は評価されない

それでは、転職の理由の志望動機として「スキルアップしたいから御社を志望しました」というのはどうでしょうか。実はこれはNG。というのも、スキルアップしたいという発言は、相手にとっては「現在はスキルがないのではないか?」という印象を抱かれてしまいます。新卒と違い、即戦力としての活躍が求められる中途採用だからこそ、現状スキルがないと思われるのはマイナスですよね。

また、スキルアップしたいというのは、能力を高めたいということですので、面接する側から「今の会社ではスキルアップできないのか?」という質問が生まれることになります。資格取得のための勉強など、やりようはいくらでもあるのでこの質問には回答が難しいですよね。

そのため面接においては、「どうしてその会社を志望するのか」にフォーカスをあてて発言をするのが好ましいと言えるでしょう。

転職をしてスキルアップするためには、面接は避けて通れません。どのように貢献できるかも重要ですが、なぜその仕事をしたいのかという強い気持ちを伝えることを忘れないようにしてください。

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