• 2019/04/15
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広報未経験だけれど転職したい!と思ったら読みたい4つのポイント

  • マーキャリ 編集部
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目次

記者発表会で活躍するなど、会社の中でも目立つ存在の部署・広報。そのため、20代女性の働きたい部署ランキングで、第1位に選ばれたこともあります。
人気の部署であるため、転職のハードルも高くなっていますが、この記事を読むことで、転職に一歩でも近づくことができるかもしれません。

広報に求められる資質

マスメディアに携わる方やユーザーに接する機会の多い広報は、華やかなイメージが強いですが、プレスリリース作成や自社SNSにまめに投稿するなどの地道さも必要とされる仕事です。どの媒体にどのようなアピールをすれば情報を取り上げてもらえるか、などを自ら学ぶ力も必要とされます。

広報には、自社や同業他社に関する情報を集める力、同業他社と自社の差別化を図るために業界全体を見渡す力なども必要です。そのため、業界への知識や興味が強い方ほど、転職する際には有利になるでしょう。

取材対応や記者会見などの際には、臨機応変な対応が求められます。いろんな方に積極に働きかけ、アピールを行う必要があるため、明るさやコミュニケーション力も必要です。

危機管理広報の場合、謝罪会見なども担当するため、沈着冷静さや精神的にタフであることも重要でしょう。

グローバル広報を担当する場合、英語を中心とした語学力が求められます。企業では、採用の際にTOEICの点数を重視する傾向にあります。

大企業広報が求める人材

大企業の広報はプロパー(生え抜き)社員がつとめることが多く、未経験から転職することは少し難しいかもしれません。ですので、中小企業やベンチャー企業広報に転職し、即戦力として実践を積んだ後のほうが、転職しやすいでしょう。また、広報アシスタントとして入社し、昇格するという方法もあります。

他に、同業他社のマーケティング、営業部門から転職するケースなども考えられるでしょう。同業他社から転職する場合、競業避止義務がある会社もあるので、転職前に問題がないか確認しておくと良いでしょう。

プレスリリースの配信先である、PR会社や広告代理店、出版社などのマスメディアから、大企業の広報に転職するケースも考えられます。
危機管理広報になるには、取材する側である経済誌の編集者や新聞記者の経験が活きるはずです。

大企業の場合、広報担当者が1人ではなく、複数で行う業務を行うケースが多いため、社内調整力も必要となってきます。
大企業ではないですが、大学や専門学校などの広報などの場合は、経歴不問で採用される場合もあります。

中小企業やベンチャー企業広報が求める人材

大企業に比べると、中小企業やベンチャー企業は、未経験でも広報として採用される可能性が高くなっています。

社員の人数が少ないことが多いので、広報専任よりも人事や総務などの業務と兼任するケースも多いです。そのため、人事や総務の事務経験を活かして、広報担当として採用される場合もあります。

中小企業やベンチャー企業は、いかに自社をマスメディアやユーザーに知ってもらうかが重要で、『攻めの広報』を行う必要があります。PR会社や広告代理店、法人営業などに勤務していた方は、仕事で経験した売り込み力を活かして、転職することができるかもしれません。

また、編集者や記者、ディレクターなど、マスメディアで働いた経験があれば、マスメディア側は、どういったプレスリリースや話題ならば取り上げてみたいと思うか、理解することができるので、転職するのに有利でしょう。

ユーザーの消費動向を調査するマーケティング経験も、広報へ転職する際に有利に働くはずです。

社内報やオウンドメディアなどを自社で内製する場合、DTPやデザインソフトを実践で使ってきたデザイナーが採用されるケースもあります。

IR広報を目指す場合、株主や投資家に説明する必要があるため、法律や会計の知識があったり、財務や総務(株主総会担当)などの業務経験があったりすると良いでしょう。

新規事業を開始する場合や第2新卒を採用する場合に関しては、経歴不問で広報のメンバーを募集することもあるようです。その場合、熱意や意欲が重要視されます。日本PR協会が認定する『PRプランナー』の資格も、就職に有利に働くかもしれません。(PRプランナーは広報の実務経験者しか受験できないので、PRプランナー補または准PRプランナーを取得することになります)

広報未経験者が転職するにはどのような方法がある?

ここでは、広報未経験者が転職するための具体的な方法をご紹介します。

1.転職エージェントを利用する

転職エージェントは、各会社によって得意な年代が分かれているため、20代向けの求人が多めなエージェントを選ぶと良いでしょう。主な転職エージェントは、こちらになります。

マイナビジョブ20's

出典元:マイナビジョブ20's

20代と第2新卒、既卒に特化した転職エージェントです。

同じくマイナビが運営しているマイナビエージェントは、20代に特化していませんが、求人数がマイナビジョブ20'sよりも多くなっています。

参考URL:https://mynavi-agent.jp/

パソナキャリア

出典元:https://www.pasonacareer.jp/

20代専用の転職エージェントではありませんが、大手のエージェントなので、管理部門の求人が多めです。

doda(デュ-ダ)

出典元:doda

20代専用の転職エージェントではありませんが、求人数が10万件以上あり、広告宣伝、販売促進・PR、Webマーケティングなどの求人数が多いです。

未来広報室

出典元:未来広報室

2018年12月に開始になったばかりの、広報・PRのコンサルティング会社による人材サービスです。

2.広報の求人が多く登録されている転職サイトを利用する

マスメディアン

出典元:マスメディアン

『広報会議』を発行している宣伝会議の転職サイト。広告・Web・マスコミ関係の職種だけ登録されています。転職支援サービスもありますよ。

シプード

出典元:シプード

広報・PR業界に特化した求人を掲載しています。広報・PRの専門家による転職サポートも。

他の転職サイトとしては、20代向け転職サイト・キャリトレ
IT/Web業界に強い転職サイト・Green
大手では、マイナビ転職、エン転職、リクナビNEXT
などがあります。

まとめ

広報担当者が開催している勉強会の中には、広報を仕事としていない方が参加できるものもあります。そのような勉強会に参加し、広報担当者やマスメディアなどとつながりを持つことで、チャンスをつかむことができるかもしれません。
広報に転職するならば、会社にいながら、まずは少しずつでも動き出してみることが重要です。
この記事内の転職するための方法をチェックして、ご自分ができることから始めてみてはいかがでしょうか。そうすることで、夢に一歩ずつ近づくことができ、最終的には広報の仕事に就くことができるかもしれません。

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