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自分の人生を輝かせるツールとしての「キャリア」の考え方

キャリア×マーケ 2019/02/07

ワークライフをうたうとき、「キャリア」という言葉が前面に打ち出されるようになりました。一方で、1980年代ころまでの終身雇用の時代とはうって変わり、働き方は自分で選べるようになりました。

そのため、1980年代ころまでよくいわれていた「キャリア」と、今でいう「キャリア」は、多少意味合いが異なると感じる人も多いのではないでしょうか。自分の人生のキャリアを考えていきましょう。

「キャリア」とは一体なに?

前述のとおり、「キャリア」という言葉が何を指すのか、時代とともに変化しています。広義の意味、狭義の意味、それぞれにあるため、その違いも大きく影響しているのかもしれません。

「キャリア」の定義

文部科学省によると、「キャリアの定義」は以下のとおりです。

『人は,他者や社会とのかかわりの中で,職業人,家庭人,地域社会の一員等,様々な役割を 担いながら生きている。これらの役割は,生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり,つながっていくものである。
(中略)
人は,このような自分の役割を果たして活動すること,つまり「働くこと」を通して,人や 社会にかかわることになり,そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものである。このように,人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割 との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが,「キャリア」の意味するところである』

参照:文部科学省・キャリア教育とはなにか「キャリアとは」より抜粋
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/16/1306818_04.pdf

厚生労働省では、以下のことを意味しています。
『「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すものです。「職業生涯」や「職務経歴」などと訳されます』

参照:厚生労働省キャリアコンサルティング「キャリアとは」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/career_consulting.html

一般的に、シンプルに表現すると「職業歴」「職務歴」を指します。

キャリアをわかりやすく説明すると

現代における「キャリア」の意味は、その場面によって異なります。本来の意味としては、「仕事」「経験」など就職や転職活動などの場面において使用されることが多くありますが、「人の生き方」や「働き方」、また「人生観」そのものの概念となってきています。

これまであげた内容から、「キャリア」とは大きく分けて3つに分類することができます。

1. 仕事の経験値・スキル・知識などの積み重ね
2. 経歴における実績や、転職を行ってきた回数などの人材的な市場情報
3. 個人の生き方や働き方、また理想とするところの将来像など人間性と価値観

これで、「キャリアとは、外的なものと内的なものが存在する」ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

キャリアを積むってどういうこと?




昨今よく耳にする「キャリアを積む」という言葉。いったいどういう意味なのでしょうか?また、「キャリアを積む」と、どうなるのでしょうか?

キャリアを積むとどうなる?

「キャリアを積む」とは、「自分の市場価値を高める」というところに当たるのではないでしょうか。「自分の市場価値を高める」ということは、いわば「稼ぐ力を高める」ということに値します

会社側からの視点でとらえると、キャリアを積んでいる人は会社により多くの利益をもたらすともいえます。そのため、対価として本人はより多くの給与や賞与を貰うことができます。会社に多くの利益をもたらすということは、言い換えると「会社への貢献度が高くなる」ということですね。

「長く働いていても、会社が評価してくれない」と不平を言っている人がいます。見方を変えれば、自分で気付いていないだけで実は「キャリアを積んでいない」ため、それなりの結果となっているだけのことなのです。

キャリアとは前述のとおり、外的なものと内的なものが存在します。外的なキャリアはその人が行ってきた仕事の実績や地位、人脈などを指します。外側から形として見えやすく、事実として積み重ねていくものです。

一方、内的キャリアとは、その人の心の中にあるものです。そのため、他人からも自分からも目で見たり、ものさしで測ったりすることができません。

経験的事実の内側にある想いや価値観など、これまでの経験を経て得たものになります。人生を動かしていくエネルギーにもなり得るものであるため、日々変化していくものでもあります。

外的要素と内的要素は、常に相互に影響し合うため、どちらかが欠けてしまうのはあまりよくありません。キャリアを積むのは誰のためでもなく、自分自身がキャリア形成を行っていくために必要となるものです

キャリアはひとつの仕事でしか積めないのか?

キャリアは、ひとつの仕事でしか詰めないわけではありません。しかし、安易にやりたいことがあちこちに分散してしまうと、「結局のところ何がやりたいのか?」というところに当たります。そこで、踏みとどまって悩んでしまい動けなくなってしまうのです。

また、ひとつのことに集中できていないと「何も積み上がらないのではないか?」と、思われがちですが、適材適所は、そうそう簡単に見つけられるわけでもありません。いろいろなことに挑戦してはじめて、本領が発揮できる場所を見つけることができるのです

そのため、まずは行動してみることが大事です。自分が「キャリアを積めていない」「ここは自分の力を出し切れる場所ではない」と感じたら、転職を考えてみることもひとつの方法です。転職してその先に見出すことができれば、それも立派なキャリアとなるのです。

自分だけのキャリアの積み方

キャリアとは、誰かと比較するものではありません。自分の人生を輝かせるためには、自分だけのキャリアの積み方があるのです。

誰かとの比較は必要ない

わかってはいてもついつい自分をまわりの人と比べてみたり、これまでの自分の生き方を悔やんでみたりしがちですね。人生は平たんな道ばかりではありません。苦難があるからこそ、うまくいったときの喜びが大きなものになるのです

目標とする人が身近にいることは素晴らしいことですが、それはその人の生き方であって自分自身のキャリアとはまったく別のものです。誰かと比較することに時間を費やしているくらいなら、どうすれば自分だけが持つ個性や魅力が発揮できるのかに注力していきましょう

生涯を見据えたキャリアの積み方

定年を迎える年齢は、会社や個人により異なりますが、多くのサラリーマンは「セカンド・キャリア」について意識し、将来的なことも考えなくてはいけません。

積み重ねてきたキャリアが、そのときは点と点であっても、後に直線となっていくことがベストです。それには、生涯を見据えたキャリアの積み方をしていかねばなりません。

定年後も健康であれば、まだまだ長きにわたり働くことができます。企業の中には、定年後の生活設計をテーマにした研修を行っている会社もあるようです。

ひとつのことを突き詰めていくことでキャリアアップをはかり、セカンドステージで輝く方法も選択肢のひとつではあります。

まとめ

キャリアの考え方、捉え方は人それぞれではありますが、これまでお伝えしたように一言で語りつくせるものではありません。また、他人と比べるものでもありません。

1日、2日で積み上げることができないのがキャリアです。自分自身が、理想とするキャリアがあるのであれば、短期・中期・長期とプランニングを行っておくことがキャリアを輝かせるためのひとつの方法です。

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