• 2019/01/23
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デジタルマーケターの仕事内容とは?年収から転職ポイントまで徹底解説!

  • マーキャリ 編集部
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目次

スマートデバイスの普及により、デジタルマーケターという職種への注目度、需要は共に高まり続けています。

生まれた時からインターネットに親しんでいる、いわゆるデジタルネイティブ世代の割合が増えるにつれ、今後もさらに求められる職業といえるでしょう。

では、デジタルマーケターの仕事とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?ここでは、未経験でデジタルマーケターになるには、という観点で見ていきます。

デジタルマーケターってどんな仕事?

従来からあったWEBマーケターの仕事とは、内容が異なります。WEBマーケターは主に企業のWEBサイトに関する仕事で、そのサイトにアクセスした人への満足度を高めることを目的にしています。

デジタルマーケターの仕事の場合は、企業のWEBサイトを訪れた人の分析に留まりません

デジタルマーケターの仕事内容

わかりやすいところでは、インターネット上で検索キーワードに合った広告文章の設定や、SNSへの広告出稿などを行います。

その他、さまざまな手法で商品やブランドのプロモーションを行った後、顧客の反応をデータとして蓄積した上で、より効果的なプロモーション方法を分析する仕事です。

デジタルマーケターの仕事では、WEBのアクセス履歴はもとより、スマホやタブレットのアプリや、IoTにより集められるデータまで幅広く活用します。そこがWEBマーケターと大きく異なる点となります。

デジタルマーケターは、それらの分析データをもとに、さらなる顧客の満足度につながるプロモーションを行うことで、企業と顧客のつながりを強めていく仕事でもあります。

企業からの限られた予算内で、多くのアクセスやより多くの注目を集めるための知見や、時代に即したマーケティング手法を行使することが求められます

デジタルマーケターの年収はどれくらい?

デジタルマーケターの仕事の年収は、未経験や新卒だと約300万円ほどであることが多いでしょう。未経験からの転職でも高めの年収からスタートできる仕事であるといえます。

2~3年のキャリアを積めば、約400万円、役職がつけば500万以上の年収を得ることもできるでしょう

今後も需要が高まっていく職業であることを考えると、経験やキャリアアップの仕方次第では、さらなる年収アップも見込める可能性があります。

必要な資格はある?

デジタルマーケターになるには、必須となる資格などは特にありません。しかし、もし持っていればデジタルマーケターの仕事に生かせる検定や資格、知識はあります。

デジタルマーケターに生かせる検定や資格、知識は以下のようなものになります。

マーケティング・ビジネス実務検定
国際実務マーケティング協会による検定です。マーケティングの理論、実務知識、時事情報、マーケティングの実務事例など、マーケティングの実務知識が習得できます。

ウェブ解析士
ウェブ解析士協会が認定する資格です。ウェブ解析ツールやレポートをもとに分析できる・分析結果をもとにコンサルティングができる、などの実務資格が取得できます。

Googleアナリティクス個人認定資格
Googleが実施している、Googleアナリティクスの習熟度を認定する資格です。Google Partnersであれば、インターネット上で、無料で取得することができます。ただし、資格の有効期限は18カ月です。

デジタルマーケターに生かせる知識は、以下になります。

SNSをつかった宣伝方法
FacebookやTwitter、InstagramやLINEなどのSNSにおける、それぞれの特色、ユーザー層を見極めた宣伝方法です。SNSをつかった宣伝方法を熟知していることは、強みとなります。

SEO(検索エンジン最適化)
検索結果によるWEBサイトの露出頻度を上げるために行うことの総称です。SEOは、扱う商品やサービスを問わず、どんな企業にも有用なため、必要な知識となります。

アナリティクスを使った分析方法
アルゴリズムを駆使して、データの中のパターンや相関関係を見つける方法です。アナリティクスの知識の活用先は幅広いです。

デジタルマーケターの将来性



デジタルマーケターは今後ますます必要とされる、将来性のある仕事といえます。

デジタルマーケターは今後も求められる仕事

新聞や雑誌といった媒体への広告が減る一方で、企業の広告予算はWEB広告、SNS広告、WEB動画などに比重を置くことが増えています。WEB広告やSNS広告の売上はテレビ、新聞の広告費を上回っているともいわれます。  

マーケティングは、インターネット上で行われるオンラインマーケティングと、テレビや新聞といったオフラインマーケティングとにわかれていることになります。

しかし、「オンラインかオフライン、どちらかに一方にすべき」ということではありません。スマートデバイスの普及に伴い、オンラインとオフラインにまたがるマーケティングのニーズも高まり、増大しているのです。

今後はデジタルマーケターの情報分析と、それをもとにした適切な戦略とが、ますます必要とされるでしょう。

デジタルマーケターとしてのキャリアビジョン

まずは現場でデジタルマーケターの仕事経験を積みます。ある程度仕事を覚えたら、小さな規模のクライントを任せられるようになるでしょう。業務の習得に伴い、中堅〜大きな規模のクライアントの案件にステップアップすることもあります。

こうしてクライアントを相手に実務経験を重ねることで、デジタルマーケティングの手法を身につけていけるのです。

早ければ5年ほどでマネージャー、7年目ほどで役員になることもあります。役職がつけば経営に参画したりするなどのキャリアアップを図ることができます。
デジタルマーケターは、テクノロジーの躍進や業態の変化など、時代の流れに左右されやすい仕事であるため、その分大きな可能性を秘めているともいえます。他企業からの引き抜きなど、その他さまざまなキャリアアップの道筋も考えられるでしょう。

デジタルマーケターになるために

デジタルマーケターになるには、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか?特に、前職が別の職種であった場合、デジタルマーケターとしては未経験の応募となるときの注意点です。

未経験から転職する場合に気をつけておきたいこと

未経験でデジタルマーケターに転職する際には、最低限「マーケティングの知識」は身につけておきましょう。マーケティングのノウハウは体系化されているので、書籍を読んだり勉強会に参加したりすることで比較的簡単に学ぶことができます。

業界未経験がマイナス要素となることは少なく、WEBやSEO に詳しいとか、SNSのフォロワー数が多いなども、アピールポイントとなります

データ分析やプレゼンの経験があることも、歓迎されるでしょう。デジタルマーケティングを決まった業種の企業で行っていきたいのか、自分の求める職業環境を明確にしておくことも大切です。

まとめ

IoTなど、インターネットが日常に普及していく社会にあって、顧客の動向を分析するデジタルマーケターはますます必要とされる職業になっていくでしょう。

デジタルマーケターになるには、特別な資格は必要ありません。しかし、デジタルの知識だけではなく、時事情報やデータ分析など、広範囲にわたる知見が求められる仕事です。

興味を持たれた方は、デジタルマーケターとは具体的にどんな仕事なのか、デジタルマーケターになるにはどうしたらよいのか、参考にしてみてください。

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