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今流行りのコミュニティマーケティングとは?ファンを作ってマーケティングを加速させよう!

スキル×マーケ 2019/01/17

これまで「マーケティング」といえば、企業から消費者に向けた販促活動を指していました。しかし、一方通行のマーケティングは今や受け入れられなくなり、代わりに消費者・ファンを味方に付けたマーケティングが注目されています。今回は、話題の「コミュニティマーケティング」についてご紹介します。

コミュニティマーケティングとは?

「コミュニティマーケティング」とは、コミュニティを積極的に活用するマーケティング施策のことです。なお、コミュニティとは「共通の関心を持つ人たちの集まり」という意味です。コミュニティマーケティングとは、ある企業やブランド・商品を利用し、愛着を持っている消費者同士が結びつく場や仕組み作りを行うマーケティングです。つまり「ファンを中心にしたマーケティング」ということができます。

コミュニティマーケティングに取り組む最大のメリットは、顧客ロイヤリティを高められることです。例えば、交流会で大好きなブランドや商品について、同じ熱量を持つ同士で語り合うことができれば、ファンはこれまで以上にそのブランドや商品が好きになり、今後も購入・利用し続けてくれるでしょう。
さらに、周りの友人知人や、インターネットを通じて不特定多数の人に、その商品・サービスの素晴らしさを伝えて新しい顧客を呼び込んでくれることが期待できます。また、ファンの意見が起点となって、商品開発・改良や販売促進の参考になることもあるのです。

コミュニティマーケティング3つのポイント



コミュニティマーケティングには、顧客と強い絆を結ぶという強みがありますが、気を付けたいポイントが3つあります。

1.コミュニティの目的を決める

目的が定まっていないと、消費者のコミュニティに加わる理由がバラバラになり、うまく運用できなくなる恐れがあります。コミュニティを立ち上げる際は、あらかじめ「何のためのコミュニティなのか」目的をよく検討しましょう

2.ターゲットのニーズ・思考を読む

コミュニティを、企業側のブランド・商品を売り込む場にしてしまっては、ファンが離れていってしまいます。顧客や顧客になってほしいターゲットの身になって、彼らのニーズや思考を徹底的に考えてみてください

・何に興味を持っているのか
・何を求めているのか(ニーズがどこにあるのか)
・どのようなコミュニティに魅力を感じて参加してくれるのか

これら顧客の要望をくんだコミュニティ作りができれば、ファンはさらにロイヤリティを高め、参加してくれた顧客のファン化が進み、彼らが新たな仲間を呼び込んでくれるはずです。

3.顧客を第一に考え、即コンバージョンを求めない

コミュニティマーケティングもマーケティングの施策の1つである以上、売上や受注数、問い合わせ数など目に見えやすい短期間の成果を求めがちです。しかし、コミュニティマーケティングは徐々に顧客の間に自社のブランドや商品を浸透させ、ファン化を図るものです。コミュニティマーケティングに必要なのは、即コンバージョン(CV)に結びつけようとしないことです。顧客を第一に考え、中長期的な施策を用意しましょう。
コミュニティマーケティングを成功させるコツは、コミュニティの目的を意識しつつ、顧客との関係性を醸成することです。じっくりとコンバージョンに向けた中長期的施策に取り組みましょう。

コミュニティマーケティングの事例紹介







最後に、コミュニティマーケティングの成功事例を2社ご紹介します。

1.ヤッホーブルーイングの「超宴」

「超宴」は、「よなよなエール」などのクラフトビールでおなじみのヤッホーブルーイングが毎年開いているファンイベントです。
15種類以上のビールをオリジナルグラスで楽しんだり、ステージパフォーマンスを見たりしながら、企業とファンの間、ファンとファンの間で交流を深めることができるようになっています。「超宴」自体がブランドとしての価値を持っています。

2.Backlogの「JBUG」

「JBUG」は、プロジェクト管理ツール「Backlog」のユーザーコミュニティです。ユーザーが主体となって運営しながら全国各地で開催されています。
サービスの魅力や不満、要望を共有したり、学んだり、ユーザー同士で交流しながらBacklogを活用できるようになります。このようなユーザーコミュニティがあると、同業他社と比べて優位に、そして企業としてのブランド確立につなげることができるでしょう。

まとめ

世の中にさまざまな商品やサービスが溢れ、その機能に差異を見いだすのが以前よりも難しくなってきた昨今、いかに自社や自社のブランドに愛着を持ってもらい、ファンになってもらうかが重要になってきています。ファンに愛され、ファンを中心として活発にコミュニティ作りに取り組んでいる企業・ブランドに対して、興味を持ち顧客になる消費者も今後ますます増えることでしょう。これからは業種・業態問わず、コミュニティマーケティングを上手に取り入れていきたいものです。

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