• 2019/12/05
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  • マーケティングフレームワーク

PEST分析とは?分析の目的やコツを解説!【前編】

  • マーキャリ 編集部
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マーケティング業界に身を置くのなら、さまざまな分析手法について学んだことがあるのではないでしょうか。今回は、数あるマーケティング手法の中でも特に重要性が高い「PEST(ペスト)分析」の目的や重要性について解説しています。

PEST分析はマーケティング手法の基本とされています。マーケティング手法を学ぶ際には、専門用語が飛び交うことが多いですが、マーケティング初心者の方でも理解できるように事例を挙げてPEST分析について説明していますのでぜひ参考にしてください。まずはPEST分析から学んでいきましょう。

PEST分析の意味とは?



PEST分析は、マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラー教授が、世の中の流れを分析し味方につける手法として提唱した分析手法です。PEST分析のPESTとは、「Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)」の4つの頭文字を取ったものです。経営戦略や事業戦略を考えていく上で役立つ代表的なフレームワークです。

フレームワークとは、決まった型を意味する言葉で、「手法」や「ツール」、「やり方・方法」と捉えて問題ありません。モノが良かったり、安かったりといっただけではモノが売れない時代。商品開発のための考察をしていく上で指標とすべき要素をPolitics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の4つに設定しているのがPEST分析です。

分析の目的・必要性

マーケティングにおいて最も重要なのは、商品を開発するよりも前の段階である、市場調査や市場分析にあります。PEST分析の提唱者であるコトラー教授は「調査をせずに市場参入を試みるのは、目が見えないのに市場参入をしようとするようなものだ」と述べています。業界や業種を問わず、ビジネスは政治、経済、社会、技術的といった社会全体の変化や影響を受けます。これらの外部環境のことを、「マクロ環境」と呼びます。

すごく身近な例でいえば夏はビールが、冬がおでんが売れるというのもマクロ環境によるものですよね。PEST分析を行う目的は、自社を取り巻くマクロ環境を中長期的に把握し、4つの項目が自社にどのような影響を今後与えていくかを予想し、営業戦略や販売戦略はもちろんのこと、経営戦略にも活かすことにあります。

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