• 2019/11/27
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『グロースハッカー佚』(第18話)【市場価値の示し方】2/3

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佚では皆さん、モニターをご覧ください。市場価値が高いと感じる人物は誰か、今投稿して貰っていますが、こうやって見ると、スポーツ選手が多いですかね。日本代表選手、ノーベル平和賞受賞者、作家も多いですね、棋士もありますね。 え、八月一日 佚が20件も!? 皆さんお気遣いありがとうございます!笑

取り合えず私は置いておいて、これら皆さんが市場価値の高いと思う人物、何故そう感じるのか。それは当然、その人物の功績、すなわちキャリアを知っているからでしょう。

例えばプロスポーツ選手は、多くの人がキャリアを知っていて、功績を評価し、更に人々がその技術を求めているから市場価値が上がります。 時給換算した時の金額の高さは、その結果です。 

多くのファンを抱えていたら、発言や行動など全てに価値が生まれます。

キャリアを積む度にメディアによって発信され、多くの人が最新のキャリアを認識しています。

つまり、キャリアを積むことそのものが、セルフブランディングに繋がっているのです。

きっと、才能があるから当たり前じゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、それはそうですが、私が言いたいのは才能があるにも関わらずセルフブランディングを行わないことで市場価値を高められていない勿体ないビジネスマンがとても多いということ。

例えばこれまでに1人で複数のプロジェクトを指揮して全て目標達成に導いたとします。

これはもの凄い才能です。

4人規模の小プロジェクトを自分が取り纏めていて部署の売り上げを3%アップさせた、任されたWebデザインを納期までに完成させお客さんから高い評価を頂いた、市場価値が高いかどうかは別として、これらも立派な才能でしょう。

そんな仕事での功績を、世の中の誰が知っているでしょうか?
会社が知っていれば良いのか。

その会社すら一部しか知っていないかもしれません。
1人で上げた成果も上司で止まっていて、会社としての評価は上司の成果となってしまっているケースもよくあります。


こんな状態では一向に市場価値は上げられません。

例で上げたようにプロスポーツ選手は常にキャリアを公開しているから、成果を出す度に市場価値が高められています。
好条件での移籍オファーやスポンサーオファーなど、多くのチャンスもキャリアが広く知られているからこそ生まれるのです。

一方で著名的な活動をしていないビジネスマンは
功績を自ら、なんらかの手段で発信しないと世間は価値を知ることが出来ません。 


ビジネスマンがそれを発信するメリットは、転職オファーに限りません。
今所属している会社でのキャリアアップにおいても多くのチャンスを生みます。

取引先、これから出会う人、社内でこれまで余り関わりのなかった人など、全てにおいて価値を示すことは信頼に繋がります。

イメージしてみてください。
自分宛に営業に来られた時にその相手の発言をどこまで信用できますか。
もし聞いたことのない会社だったら、例え肩書が社長であろうと直ぐには信用出来ないでしょう。

恐らく名刺に書かれた名前や会社名を検索すると思います。そこで何も出てこなかったらどう感じますか?

どんなに良い商材でも、ポジティブな印象は受けないでしょう。

肩書きが有効なのは、ブランディングがかなり出来ている企業の人間です。
誰もが知っているような大企業で、更に高い役職となれば名刺が市場価値を示す一つの武器になりますが、
余り知られていない企業であれば、個々で自ら市場価値を高めて行かないと会社としての信用も高めることはできません。

例えば全く聞いたこともない企業の社長から営業を受けたとします。でもその社長はこれまでに多くのプロジェクトを成功に導いてきた実績があり、著名人からも信頼されていると知ったら、営業されたサービスへの印象も大分ポジティブに変わるのではないでしょうか。

話を戻しますが、ビジネスマンこそキャリアをオープンに見せていく必要があります。
これまでどんな経験をして、どんな成果を上げてきたか、そして今どんなスキルがあるのかを


ピコンッ


佚はい、今質問投稿頂きましたが、これらを、では、どうやって見せていくのか、ですね。

普通、初対面で自ら『私にはこういう経験があってこんな成果を上げてきました』なんて話すことはしないと思います。

相手から聞いてこられたら別ですが、
今の時代、人は何か気になることがあれば先ずインターネットで検索をします。

あなたの名前を検索する人は様々です。

・仕事で名刺交換した相手
・採用の応募や面接をした会社の人事担当者
・たまたま知り合った相手
・自分が入社した会社の人たち
・学生時代の知り合い

など。

例えば高級そうなレストランを見つけた時に、入る前にどんな店か、そして皆の評価をWebで検索する人は少なくないと思います。
『このお店はどんな特徴があって、周りからどんな評価を得ていますか?』なんて店主にいきなり聞く人はいませんよね。

それと同じです。

人はあなたを知った時にあなたのことをもっと知ろうとします。あなたが何者なのかを確かめるために。
つまり、その瞬間にセルフブランディングのチャンスがあります。

レストランも宿泊施設も、お店のHPがあってそこにバリューが沢山示されています。それを見て、先ず興味が高まります。次に評価サイトでの皆のレビューを見て確信を得ます。高級ブランド品も同じです。全くそれまで知らなかったメーカーの商品、デザインが気に入って買おうとしたら凄く高額だった。お金に余裕があったらデザインのみで決める人もいるかもしれませんが大抵、商品ページを見てそのメーカーの歴史や技術の高さを知り、更に周りからの評価を見て、そこで高い金額を払う価値を感じるものです。

これを人に置き換えると、Web上に実績があって更にその実績に対してのリファレンスがあれば、その人物に価値を感じる人は多くなります。
著名人がまさに例です。

実績を上げれば、同時に価値も上がっていくのです


ピコンッ

佚ご質問ありがとうございます。成果をあげられていない人はどうすれば良いのか?  ちょっと一旦リアルタイム質問を切りますね。

当然何かを成し遂げた経験だったり、スキルがなければ、いくらキャリアを公開しても市場価値は上がりません。でも、逆に言えばキャリアを常に公開している人は、スキルアップや経験を積む度に市場価値を上げられる可能性があるということです。これはセルフブランディングの観点での話です。

周りが出来ないような技術を持っていてそれを多くの人が求めていれば、市場価値は上がります。あからさまに抜き出たものがあれば勿論ですが、今回私が話しているのは先ほども言ったように潜在的な市場価値です。今時給に換算して1000円以下の人が価値がないかと言ったらそんなことは全くありません。10000円以上の人と比べたら現時点での市場価値に大きな差はありますが、1000円以下の人でも、例えばこれまでに複数の企業でBtoC、BtoBどちらでも売り上げを伸ばした実績があるたとしたら、価値を感じる企業は多いかもしれません。
転職を考えていなくても、世の中に自分の価値を示すことでマイナスはないでしょう。逆にその実績を公にしなければ、評価してくれるのはその会社内のみです。つまり現時点であなたが持っているスキルはその会社にとって時給1000円以下の価値ということです。

では先ほど言った、ビジネスマンこそキャリアをオープンに見せていくにはどうしたら良いのか。
Web上で実績を示すというお話はしましたが、それでは具体的に何をするのか。

皆さん、今スマートフォンかPC持ってますよね? 一回自分の本名をWeb検索してみてください。GoogleでもYahooでもBingでも何でも良いです。

何が出てきましたか? おそらく本名でSNSをやっている人はそれが出てきたのではないでしょうか? 
同姓同名の別人のアカウントが出てきた人もいますよね? あとは学生時代の大会出場記録や入賞暦とか。

ちょっとまたTopページから投稿をお願いします


ピコンッ ピコンッ


佚SNSがやはり多いですかね。 同姓同名の作家のプロフィールですか。 ん? 犯罪者逮捕のニュース記事? あ、同姓同名ってことですか、ん~、何も出てこない人もわずかにいるようですね。 

では再度皆さんに質問します。
ここに出てきた情報って、初対面で見せたいですか?

例えばSNSだったら交友関係や顔写真が見れたりしますよね。

先ず考えるべきところは、それが本来持っている目的です。


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