• 2019/11/08
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転職に悩みはつきもの 転職すべきか迷ったときに確認したいこと

  • マーキャリ 編集部
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目次
今の職場環境や仕事内容、待遇などに不満があり転職を考えたことがある人は女性・男性を問わず多いでしょう。働き方改革の影響で、自分にとっての理想の働き方のために、転職サイトをチェックしたり、友人や転職エージェントに相談したりしたことがあるかもしれません。逆に友人に転職の相談をされることもあるでしょう。

転職とは今の会社を辞めて新しい会社に就職することですから、大きなエネルギーが伴うものです。なんとなく転職をしても、上手くいかないことも多いです。この記事では、これから転職をしようと考えている方や、転職をすべきか悩みを抱えている方のために、決意する前に注意しておきたいことをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

転職をする目的を定めよう



新卒で入社して数年も経つと、仕事にも慣れぼんやりと今の会社での自分の将来像が見えてくるものです。周りの同期や友人にも転職をする人が現れ、「自分もした方がいいのかな」と思う時期でしょう。女性であれば結婚や出産を機に転職を考える人も多いです。転職を目指す人は、人間関係が上手くいかない、残業が辛いなどの何かしらの不満を抱えています。

そのため転職を終えた人は不満を解消できてイキイキとしているように見えるもの。それに影響されてなんとなく自分も転職したいと考える人は実は多いです。転職を考えることは悪いことではありません。しかし、周りの人がしているからといった理由では、転職する理由としてあまりに弱いと言わざるを得ません。自分の中に転職したい明確な理由がない場合は、転職をする必要はありません。今の会社に不満がないのに、単純に大手が良いとか人気の業種に就きたいなどと勢いで退職してしまうと、失敗につながります。

転職を考えるなら、きちんとした目的を定めることが重要です。収入を上げたいというのも立派な目的の1つです。家族との時間を作りたい、キャリアアップしたいなど人によって転職をする理由はさまざまです。転職を考える前に、自分が働く上で何を大事にしたいのかを今一度見つめ直してみましょう。

どんな仕事がしたいのかを明確に

転職をするなら、自分の能力が活かせる仕事がしたいと思うのは当然のことです。しかし、能力を活かしてどんな仕事がしたいのか、と一歩先まで考えている人は多くありません。たとえば英語が話せるとしてそれを活かしたいとしても、英語を使う仕事なら何でもいいわけではないでしょう。自分の能力が発揮できる場に身を置きたいのは分かりますが、自分の能力をどう活かして、どんな仕事がしたいのかは考えておく必要があります。

今の仕事内容に不満がある人は、退職後はまったく異なる業種や職種にチャレンジする方も多いです。しかしそれでは自分の培ってきた経験を活かすのは難しいことも考慮しなくてはなりません。今の部署で自分が活かせないと考えるのなら、転職ではなく異動の方が適している場合もあるでしょう。または一旦自分の経験が活かせる会社に転職して、社内で異動のチャンスを狙うという方法もあります。

転職を決める前に自分で悩みが解消できないかを考えよう

一度転職を決意すると、新しい職場に対する期待が膨らみ、早く今の会社を退職しようとする方も多いです。しかし、今の会社に不満があるとしてもそれが解消できるなら退職・転職する理由はなくなります。もちろん過酷な労働環境を強いられるブラック企業であるなら一刻も早く転職を考えた方がよいでしょうが、そうでないのなら自分が行動を起こすことで不満を解消できないかとイメージしてみましょう。

転職先が理想的で完璧な職場であるとは限りません。たとえば「会社が自分のことを正しく評価してくれない」という不満があるとして、そもそも評価されるほどの働きをしたかは振り返って考えてみる必要はあるでしょう。平均的な働きではなかなか評価されないものです。特に努力が数字に表しづらい事務職であればなおさらでしょう。頑張って仕事をするのは当たり前。自分のなかに会社や仕事に対する甘さがないか、考えてみてください。

新卒入社であれば希望した部署に配属されず、キャリアアップできないと考えながら働いている人も多いですが、自分にとってキャリアアップとはなんなのか、どんな環境であればキャリアアップできるのかと答えられないようであれば、それは仕事に対する認識が甘いのかもしれません。

今の職場に対して具体的な悩みがある場合

ここまでは、転職を決意する前に確認しておきたいことについて述べました。ここからは、今の職場に対する明確な悩みを抱えていて、悩みを解決するためにどのように転職活動をしていくべきかを解説していきます。

年収に対する悩み

収入が多い仕事に就きたいと考えるのは当然のことです。漠然とお金が足りないと考えながら転職活動を始める前に、まずは自分の年収がいくらなのかをはっきりと確認しておきましょう。毎月振り込まれる金額は手取りですので、実際には各種社会保険や年金などが差し引かれています。自分の年収が振込前の額面でいくらなのか、給与以外にはどんな手当があるかをきちんと確認しましょう。

求人サイト上では給与の記載の仕方は、残業代を含んだものであるなど会社によってさまざまです。年収だけでなく手当や福利厚生などについて見てみると、見た目は年収が下がるように見えても実際には上がることも多いです。

人間関係に関する悩み

「何を仕事とするかより、誰と仕事をするかが重要だ」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。転職を志す方はほとんどの場合、人間関係に不満を抱えています。たしかに日々人間関係にストレスを感じながら働き続けることほど辛いことはありません。しかし、人間関係が問題で転職をしても転職先で新たに人間関係に悩む可能性もないわけではありません。

解決策としては、内定が決まった時点などで職場の見学や直属の上司となる方との面談や面接を希望する方法があります。上司と上手くやっていけそうかどうかを運に任せるのではなく、実際に面と向かって言葉を交わすことで確かめることをおすすめします。


転職活動には、転職サイトだけでなく転職エージェントを利用する方も多いです。一人だとどうしても視野が狭くなってしまうもの。エージェントには希望する条件にあったものの紹介だけでなく、業界全体の評判など不安に思っていることも相談できます。基本的に無料で利用できますし面接のポイントや履歴書などの書き方のノウハウも身につけられます。転職を成功させたいなら転職サイトだけでなくエージェントの利用も考えてみるとよいでしょう。

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