• 2019/11/07
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職場に不満があるなら転職すべきか? 転職すべきでない人と転職すべき人

  • マーキャリ 編集部
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目次
近年では働き方改革を発端として、自分の理想の働き方とは何かを考える人が増えてきました。キャリアアップやスキルアップのためなら、積極的に転職をしたいと思う人も多いです。また、職場での人間関係や待遇などに不満があり、それから抜け出すために転職を考えている人も少なくありません。

しかし、転職は必ず成功するというものではなく、リスクも伴うものです。この記事では「自分が転職すべきかどうか」迷っている方のために、転職をするべき人・するべきでない人のパターンを紹介しています。転職に失敗しないための判断ポイントについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

転職するべきでない人のパターン



転職するというのは今の会社を退職し、新たな職に就くことです。転職には大きなエネルギーが必要ですし、長期化すればお金の心配も出てきます。安易な気持ちで今の会社を辞めると、後悔する可能性が大きいです。ここでは具体的な例をもとにして、転職すべきでないパターンをご紹介していきます。

周りに流されて転職を考える

20代後半頃になると、自分の友人や同期入社のメンバーにも転職する人が現れます。転職とは希望を持って行うものですので、転職を終えたばかりの人はそれまでの不満を解消してイキイキとしているように見えることも多いです。周りの「転職によって年収が上がった」、「やりたい仕事ができるようになった」などのポジティブな言葉を耳にすると、それまでは意識していなくても「転職」に興味がわくことも仕方がないことでしょう。

周りが転職したことをきっかけに「自分も転職した方がよいのではないか」という考えに陥ってしまう人も少なくありません。転職には今の会社では叶えられないことがある、不満があるといった理由で行うものです。逆に言えば、不満がないなら転職をする必要はありません。周りに流されるようにしてなんとなく転職してしまっても、転職にするのに十分な動機もないなら、「これでよかったのだろうか」と思うことになるでしょう。

正当な評価がされないという悩みの解消

しっかりと頑張っているのにきちんと評価されないといった不満を抱えて、転職を志す人は多いです。しかし、評価されている人は必ずいます。自分が評価に値するほどの働きをしているかは振り返って考えてみる必要はあるでしょう。評価というのは平均的な働きではなかなかされないものです。目標達成率などで表しやすい営業職なら別ですが、事務職であればなおさらでしょう。頑張って仕事をするのは当たり前。自分のなかに会社や仕事に対する甘さがないか、自分が評価されないことを周りのせいにしていないか考えてみましょう。

新卒入社時に希望した部署に配属されなかったことで自分が活躍できないと考えている人は多いですが、自分にとってキャリアアップやスキルアップとはなんなのか、どんな環境であれば自分が活躍できるのかと答えられないようであれば、それは仕事に対する認識が甘いのかもしれません。

何かしらの不満は職場を変えても生まれるもの

人間関係や待遇、仕事内容などに不満を持って転職をしたのに、転職先でも同じようなことで悩む人は多いです。時間と手間をかけて転職をしても、そこがあなたにとって理想の職場でないことも大いにありえます。仕事の不満を解消するのには成果を上げることが一番だと言われることがあります。転職先で成果を上げるには、仕事に慣れることから始まり1年や2年かかることも多いでしょう。

しかし、今の仕事内容を理解している、周りに知っている人がいるといった環境である方が成果を出すのには短期間で済むことはイメージしやすいでしょう。キャリアアップのために転職を狙う場合ならなおさらです。 「正当な評価がされない」という理由で転職をしようとしても、面接官には「今の職場で結果が出せていないのに、周りのせいにして転職しようとしているのでは」と判断されかねません。

転職に対する理解が深まってきたとはいえ、何度も繰り返し転職をしている人を企業としては積極的に採用したいとは思わないものです。入社したからには長く活躍してもらいたいと考えるのが当然ですので、安易に判断して転職を決めず、本当に転職をすべきときに不利にならないように今の会社で努力をすることも一度考えてみましょう。

職場環境は意外と変わりやすいもの。苦手な人がいると思ってもある程度の規模の会社なら短期間で異動になったりすることも十分にありえます。上司に相談するなどで解決できることも多いですよ。

積極的に転職すべき人とは?


給与や職場環境、人間関係など、ネガティブな気持ちを理由に転職活動を行う人は多いです。とはいえ、安易に転職することはおすすめできることではありません。ここからは「転職をすべき人」とはどんなパターンに当てはまる人かをご紹介していきます。

今の職場で成果を上げ、やりきった人

今の会社で十分に活躍した上で、もっと責任のある仕事、もっとやりがいのある仕事を求めたい場合には転職を考える価値があると言えます。純粋にキャリアアップを狙う転職ですのでポジティブな転職となります。結果を出すことで年収や地位が上がれば、働きやすくなることも多いでしょう。もちろん不満がなければ積極的に転職を考える必要はありませんが、新たなことにチャレンジしたいといった場合には転職を検討してもよいでしょう。

新たな職場に移ることでゼロからの評価にしたい

今の会社で大きなミスをしてしまったなどの理由で挽回もできないといった状態であれば転職を考えた方がよいでしょう。マイナスの評価が続くくらいなら、転職先でゼロから頑張った方が有効と言えます。

小さな会社で人間関係のギスギスがストレス

大きな会社であれば異動願いを出すこともできます。苦手だと思っていた人が転勤・異動になることもあるでしょう。しかし小さな会社であればどちらかが退職するまでは、同じ部署で働かなければならないことも多いです。誰と仕事をするかによって、仕事に対する気持ちも大きく変わってきます。会社に行くことが大きなストレスとなるくらいなら、転職して人間関係をリセットした方がよいでしょう。しかし、この場合は転職先で同じことで悩む可能性も気になります。入社を決める前に職場見学をする、直属の上司となる人と面談をするなどしておくことをおすすめします。

転職を決めたら求人サイトだけではなく転職エージェントを活用することも検討しましょう。転職を成功させるポイントや疑問点なども相談できます。転職すべきかどうかといったところから相談できますので、転職を成功させるためには有効だと言えるでしょう。

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