• 2019/09/27
  • 連載企画
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マーケター冨沢 12話目 【初めての自己ブランディング】

  • 冨沢  
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■マーケター冨沢
2019年1月に中途入社、当メディア・マーキャリチームに配属され、新人マーケターとして日々奮闘する25歳の冨沢を追った連載記事。
6大卒という学歴や元カーディーラーという肩書がありながら自己ブランディングを全くしていない為、キャリアを活かしきれていない彼が、<マーキャリチームメンバーと関わる中で自身の希少価値の見出し方を日々学び、成長していくドキュメンタリー>です。本人許可の元、プライベートも完全にさらけ出したリアルな内容はメディア記事としては大変珍しいのではないでしょうか。創業30年以上のBtoBマーケティング専門会社の一員として働きマーケティングノウハウを吸収する中で自己ブランディング能力を身につけていくことができるかが見どころです。

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第12回「初めての自己ブランディング」

こんにちは。冨沢です。

皆さんはいつから相手が自分をどう思っているのかを真剣に考え始めましたか?
自分の行動パターン、服装、雰囲気を意図的に変えてイメージを伝えようとしたのはどんな時期からでしょうか?

小学校の頃の淡い純愛、初めて好きになった人に対してちょっかいを出した時。
中学校の頃の生徒会長、内申を上げていい高校に推薦で行けるように先生たちにいいかっこ見せたとき。
高校の頃の応援団、スクールカーストが顕著な中で、盛り上がっている派閥の仲間入りするために奮闘していた時、それぞれあるかと思います。

僕はというと相手にどう思われたいのか計画して行っていた時期があったことをはっきりと覚えています。
それは 中 学 2 年 生 の時期です。

小学校時代は「なんの前触れもなく髪型を坊主にしてみたり」「牛乳を絶対におかわりしたり」と見た目や行動を変えていたことは断片的に覚えているのですが、正直に言って理屈で動いていた覚えがありません。すべての行動が感情的に動いていた記憶があります。

小学校卒業というイベントを経験して精神的に成長した僕は、物事を少しだけロジカルに考えることを覚えました。
そこで初めて僕は「今までの行動から、僕は頭の悪いおこちゃまだと思われているのではないのか?」という考えが脳裏をよぎりました。

「このままではいかん。数人の取り巻きを抱えてみんなから頼られる人気者、カースト上位のマイノリティであるというイメージを植え付けることがスクールライフを充実させるカギだ」と思った僕は早速作戦を練りました。しかし当時は人間としての生きてきた時間も短く進化の過程でいうとアウストラロピテクスくらいであったのでこうありたいという目標も現実的な物ではありません。

当時の僕は『荒野の七人』や『明日に向かって撃て』、『夕日のガンマン』等のカウボーイ映画が好きで見ていました。その為かっこいい男性像というと気風がよく、生きな伊達男、ここぞというときにはクールに決める彼らカウボーイだと思っていました。

しかし自分の目標としては何かが決定的に違う気もしてました。彼らは自らの信念を持っており、それを曲げるくらいなら孤高であることを望む。
その姿はもちろんかっこいいのですが一人はやっぱりつらいです。横を見たときに共に歩んでくれる仲間は必要です。カウボーイに憧れながらも彼らのようにはなり切れずにいた僕に転機が訪れます。ある日ふとした時に視聴した映画の中にいたのです!この方のようになりたいと思える理想のカウボーイが。

僕の憧れはそう、ウッディです。

仲間思いで他のおもちゃからは全幅の信頼を寄せられる人望。集団を取りまとめられるリーダーシップ。愛馬ブルズアイを颯爽と走らせながら時に豪快な手腕で物事を解決させる男気。その一挙手一投足に惹かれ、彼ようになりたいと思い始めるのにそう時間はかかりませんでした。

ウッディになるにはどうしたらいいかとチャレンジ一年生を開いてアイデアを探していると「何事も形から入ることが重要」と赤ペン先生が言っていたので僕は雰囲気よりもまず容姿や服装から真似をしようと思いました。しかし学校の指定の服装は学ランと指定されていたのでテンガロンハットやブーツなども履けることができず、出来ることといえば目をひたすらに大きくすることでした。

それ以外に言動なども彼を模倣していました。

小学校から付き合いのある友達のことを一方的にバズと呼んで「あんたは俺の相棒だぜ」と肩に手を掛けていました。
他にも通学に使っていた自転車をブルズアイ名付け、自転車との信頼性を築き上げたり。
体育館に入るときは「体育館履きに履き替えなさい」と先生から何度注意を受けても「俺のブーツにゃガラガラヘビ!」と言い訳をかまして問題児としてリストに上がったり。

しかしウッディをリスペクトをした行動を続けているとそれが気に食わないのか嫌がらせを受けるようになりました。
ある日学校が終わって「さあ帰るぞ」という時にブルズアイのサドルが盗まれていたのです。信頼する僕の愛馬に手を掛けるとは許せません。僕はとうとう堪忍袋の緒が切れて疑わしい人物何人かに対して「サドル返せよ!」メールを一斉送信しました。

翌日、僕の真剣さが伝わってかサドルは戻ってきました。しかしサドルだけ。今度は本体がありません。全くもって遺憾の極みです。僕のブルズアイ返せよ。


そんな嫌がらせが続くようになり、僕の周りの人は自分の身を恐れてかすっかりいなくなってしまいました。テンガロンハットをかぶっていないウッディなどウッディにあらず。一人が嫌でウッディになったのにそれが原因で孤独になってしまうとは。

中学時代、僕の初めての自己ブランディングは失敗に終わりました。





僕のこのような行動にはウッディという架空のキャラに自己投影をして、自分がリーダーシップがあり、仲間思いであるという事を周知させて、そういう人間だと信頼させたい承認欲求に近い感情がありました。当時は言語化はできていませんでしたが、これが僕の目的でした。

そしてそれと同時並行で
「自分とは何なのか、自分とは誰なのか、どうすべきなのか、どう生きていくべきか」という事を模索していた時期でもあり、自分のアイデンティティを確立させて他人との違いを決定的にしたいという感情もありました。

この問題とセルフブランディングは類似している部分が多いです。
お金が欲しいとか、自己研鑽がしたいとか社会的影響力のある人間になりたい等様々な目的があり、他者との違いを明確にするためにあらゆる手法を使って実現していくことはある意味似ています。

目標があり、目的があり、実行力もあるという事は素晴らしいことですがそれが実行可能なのかというところはしっかりと考えなければいけません。僕の場合ウッディのような人間になるという事が果たして現実的に可能なのかという事をまず実行する前に考えなければいけませんでした。もちろん人間がおもちゃになることなど不可能なので僕の場合は抜本的に作戦が間違っていました。

そしてできれば実行可能であるかどうかの根拠としてしっかりと数値化しておくのがベストです。それを目標数値として追うことができればしっかりとした戦略を持った自己ブランディングと言えるでしょう。

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