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マーケターなら知っておきたい有名な理論や人物とは? マーケティングの基礎を知ろう

スキル×マーケ 2019/09/18

マーケティングを行うマーケター。企業の販売戦略に関わるさまざまな種類の重要な業務を担っているので、華やかなイメージがあり、人気の職業でもあります。ただ日本においてはマーケターが担う仕事が企業によって全く異なることも多いです。そのため「マーケティング」について詳しい仕事内容が分かりづらくなっているとも言えます。この記事では、マーケターが行う業務にはどんなものがあるか、そもそもマーケティングとはどんなもののことを指し、何を行うことなのかを基本的な部分から丁寧に解説し、会社でマーケターとして活躍していく上で、おさえておきたい、実績のある有名な理論や人物について紹介しています。

これからマーケターとしての就職や転職、キャリアアップを考えている方に参考になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

マーケターって何する人?



マーケティングを行う人をマーケターと呼びますが、まずは、「マーケティングとは何か」から簡単に確認しておきましょう。日常生活で使うことばではあまりないので、市場調査を行うことだとイメージしている方も多いのではないでしょうか。市場調査はマーケティング活動の一部にすぎません。マーケティングとは商品の開発から販売に至るまでの非常に広い範囲に携わる仕事なのです。

マーケティングとは販売戦略全般のこと

マーケティングとは、一言で言うと販売戦略です。企業が提供するサービスや商品をいかに売って、収益を上げるか。それに関する企業活動全般を指します。「何をだれにいくらでどのように売るか」を包括的に担当すると考えれば分かりやすいでしょう。たとえば、メーカーが何か新商品を作ろうとした際に、他のメーカーと同じようなものではなく独自性があるものを作ろうとします。

しかし、ただ珍しいものや安いもの、または良いものであったとしてもそれだけではヒットしないでしょう。どんなものが消費者やクライアントに求められているかを知り、PRの方法などさまざまな要因が全て上手くいってはじめてヒットにつながります。商品をヒットさせるためには、単純に良いものではなく、必要とされているものを作らなければいけません。商品をヒットさせるために行う調査から、商品を欲しいと思わせるための宣伝、そして販売に至るまでの戦略を総じてマーケティングと呼びます。マーケターとは、販売戦略を提案する人と言えるでしょう。

マーケターの仕事の流れ

よりマーケターの仕事内容のイメージがしやすいように、商品やサービスを売るためにマーケターがどのような流れで仕事をすすめているのかを紹介します。

市場・ターゲット調査

新商品を生むにあたってまず市場にニーズがあるかどうかといった段階から把握する必要があります。良いものだからと言って売れる時代ではないので、ニーズを掴むのは最重要の業務であると言えるでしょう。ここでミスがあればどんなに優れたものであっても会社の利益にはつながりません。「誰に」「何を」売るのかをはっきりとさせる段階にあたります。

商品を企画する

誰に・どんなものを売るのかが定まったら実際に商品を企画します。基本的には社内で経営陣に向けてプレゼンを行って提案する流れとなります。新しいものを作るには費用がかかりますので、費用対効果なども計算して、経営陣からのGOサインを仰ぎます。

PR方法の策定

次に行うのは、どのように販売するかということです。PR活動や広告宣伝の手法などもこの段階で決定していきます。実際にモノを売る営業や、商品の認知度の向上を担当する広報などとも連携しながら仕事をすすめていきます。

有名なマーケティング学者

マーケターの仕事について理解した上で、有名な理論や人物について知ることでさらに学びを深めていきましょう。ここからはマーケターとして活躍していく上で知っておきたい人物とその功績について紹介していきます。

ピーター・ドラッカー

ドラッカーは1909年、オーストリアのウィーン生まれの経営学者です。マーケティング業界に明るくなくてもドラッカーの名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。マーケティングに限らず、経営思想においても世界的に大きな影響を与えた人物です。

『会社という概念』や『マネジメント』『プロフェッショナルの条件』など数多くの著作を出版しています。ドラッカー氏は顧客創造につながるイノベーションとマーケティングこそが企業の基本的な活動であり、その他の行動はすべてコストであると述べました。「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」という言葉にもある通り、自然と売れる状態を作ることがマーケティングとしています。この言葉は、現在のクライアントや顧客だけでなく、直接取引をしていない相手が何を欲しているのか、なにに価値をおいているのかを知ることが重要であることを示しています。「誰に何をどうように売るか」を考えるマーケターであれば、頭に入れておきたい言葉であると言えるでしょう。

セオドア・レビット

セオドア・レビットは1925年にドイツ生まれの学者です。ハーバード大学大学院の教授を長年勤めていました。マーケティングの格言として有名な「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」という言葉が広がるきっかけとなった人物でもあります。この言葉自体はレビットの言葉ではなく、レオ・マックギブナという人の言葉ではありますが、レビットの著書『マーケティング発想法』という本で紹介されたことがきっかけで広く知られることとなりました。

この格言はドリルを売るために、売り手都合な発想になりがちな企業に対して、買い手のニーズをとらえることこそが重要であるというメッセージだと言えるでしょう。また、「企業の最も重要な資産は顧客情報である」と提唱した人でもあります。これによって顧客管理の重要性、顧客との関係をデータベース化しようという考え方が広まりました。

フィリップ・コトラー

1931年アメリカ生まれのマーケティング学者であり、マーケティングという分野においてもっとも有名な人物の1人です。現在では、ノースウェスタン大学に所在する、マーケティングにおいては世界一とも呼ばれるビジネススクール・ケロッグ経営大学院の看板教授です。『マーケティング・マネジメント』という著書は大学院の教科書のスタンダートとなっています。「企業の最も重要な業務は、新たな顧客を創造し、既存の顧客を維持する事である」などといったマーケティング業界において有名な格言を多く残しています。マーケティングを経営そのものと結びついたものにまで高めた人物と言えるでしょう。

マーケティングについて知識を深めていけばいくほど、業界で有名な人物の言葉や著書の内容がすっと腑に落ちるようになります。いきなり著書から入るのではなく、基本的なスキルや知識を身につけるのを先行させるのがおすすめです。

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