• 2019/06/21
  • 情報
  • キャリア×マーケ

20代がキャリア形成で意識すべきこととは?

  • マーキャリ 編集部
article-image
目次
学生時代が終わり就職して働き始めた人たちの中には、やりたい仕事やポジションに就いて前向きな人もいれば、出世の競争に勝てるか不安を抱いていたり、これが本当に自分のやりたい事なのか?と自問自答を繰り返す日々を送る人もいます。この記事では、20代がキャリア形成をしていく上で意識するべきことについてご紹介します。

20代でやっておくべきこと



この記事を読んでいるみなさんは、30代、40代と歳を重ねるにつれてどのようなビジネスパーソンになっていたいとお考えでしょうか。「出世して、稼いで、一流のビジネスパーソンになりたい!」という人もいれば、「無難に成長して、生活していければ良い。」と、そんなに多くを求めない人もいると思いますが、少なくとも”今より成長していたい”と思う人が多いと思います。ここでは、成長のヒントをいくつかご紹介します。

お金よりも経験を優先する

人生何が起こるかわからないので、スマートフォンが壊れたり、友人や同僚の結婚式が立て続けにあったり、急にケガや病気をして想定外のお金が必要になることもあります。な、貯金を意識することも非常に重要です。ただ、貯め癖と節約癖が付いてしまい、お金の使いどころがわからなくなってしまう人も中にはいます。これではまるで貯金するために働いているようなもの。経験は良くも悪くも自分の幅を広げてくれます。語れる話のネタが多いだけで社内外の人とコミュニケーションを取る時に役立ったり、ストレス発散になったり、ポジティブ要素が多くあります。

■お金 < 経験の例
  • ・英会話など興味があることがあれば習い事をしてみる
  • ・車を購入してみる
  • ・有給を使って海外旅行に行ってみる
  • ・ゴルフを始めてみたり、趣味の領域を広げてみる
  • ・ビジネス書を購入したりするような立派なことでなくても良い

人との交流の機会を増やす

さまざまな人と触れ合い、考え方や価値観を吸収することも自身の成長には欠かせません。決して自分よりもキャリアのある先輩や上司だけでなく、友達・同僚・後輩もこの対象です。いずれ教育係や管理職になりたいと考える人であれば、接し方を知るためにもむしろ後輩との時間を大切にした方が良いかもしれません。

いつも固定の気が合うメンバーといることが心地の良いものですが、自分の幅を広げる、レベルアップを意識するのであれば、積極的に新しいコミュニティに入っていきましょう。その中で自分が目標にしたいと思える人が見つかると、その人の行動を真似して良いルーティーンを学ぶことにもつながります。

一流を知る

例えば、普段1万円のスーツを着ていた人が10万円のオーダーメイドのスーツを着たら、周りが気付かなかったとしても自分の気持ちは身がきゅっと引き締まるような気持ちになるでしょう。普段ファストフードくらいしか外食していない人が、1人1万円のコースのお店にいけば高級料理屋を知ることに繋がります。

この段落の始まりの「お金よりも経験を優先する」にも当てはまることですが、一流を知ることも自分の幅を広げることに役立ちます。ただ、なんでも一流にする必要は無く、まずは自分の興味のある領域で一流に触れてみると、自分の気分を上げることにとても効果的です。また、良いものに出会うと、日常的にそのレベルでいれるようになりたいという思いから上昇志向が芽生えることにもつながります。

恐れずに行動する

失敗することを恐れずに挑戦してみたり、勤務中であればよくわからないことがあった時に知ったかぶりをしないで質問するといった行動を指しています。20代は知識や経験が薄いことは誰しも理解しています。

「優秀だと思われたい」、「キャリアに傷つくことはしたくない」と考えるのは自然なことですが、もっと前のめりな姿勢を”やる気がある”と評価する人も多くいるものです。ミスが無いように慎重に行動することも重要ですが、成功体験や失敗体験をした時にどう感じるか、また自分が失敗したときに上司や同僚がどのような対応かがその会社や仕事への向き不向きを知るタイミングでもあるので、積極性は持つべきです。

20代でキャリアチェンジをするべきか

20代で転職を考える人の多くは、現状に不安を抱えていたり、職場環境に不満を抱えていることがキャリアチェンジのキッカケとなるケースが多いようです。
転職したい気持ちの一方で、「1つの企業になるべく長く勤めていた方が良い。あまり転職の頻度が多いとどこにも引っ掛からなくなってしまう」という発想から、キャリアチェンジのタイミングを悩む人も多々います。
実際、日本社会の風潮は、それまでの就業で得た実績もさることながら、勤務期間がどの程度あるかという点も同様に評価します。

勤務期間を評価する日本企業

ここは人それぞれ考え方による部分もあるかと思いますが、アメリカ大手のグーグル人事担当者は、「なにか専門性のある領域を伸ばす時期は30代から。20代の内はいろんな会社で働き、さまざまな経験を積むべきである」と言っています。何かに特化している人が重宝されるという見方とは真逆のもので、あらゆるものを見てきた人にはその人独特のユニークな視点や発想があり、それこそが長所になるという考え方です。

経歴よりも実力を重視する海外企業ならではの考え方ですが、嫌になって辞めるを繰り返すのではなく、着実に知識や経験を増やして次に移るを繰り返すのであれば前向きですし、行動した分得られるものも多いでしょう。

自分の基盤を固めていく30代以降に転々とするスタンスをするよりは、20代でやりたいことに迷いなく挑戦することの方があるべき姿ではないでしょうか。

まとめ

キャリア形成を考えることは本当に難しいですし、迷いも多くあると思います。長い社会人生活を考えると、20代はそのほんの始まりであり、一部でしかありません。みんなが進むような道が自分にとっても正しい道とは限りません。自分が挑戦したいと思う道に迷わず進んでみることをおすすめします。

「マーキャリNEXT CAREER」無料キャリア相談実施中

マーケタースキル診断公開中!!

関連記事

検索条件を変更する

フリーワード

記事カテゴリ
タグ