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たくさんのマーケティング課題に優先順位をつける第一歩とは

スキル×マーケ 2018/09/03

マーケティング担当になりました!と言う人からよくいただく相談があります。それは「着任して色々課題があることが分かったのですが、あまりにも色々とあって、結局何からどのように手を付けたらいいのか分からないんです」というものです。確かに、私も特に新しい企業に関わったときに一番気を遣うのがこの「改善の手順」というやつです。

私の場合、考え方の基準として「まず、足元からやりましょう」と言います。どうしても新任の担当者になると「大胆に変化をもたらす」と言うようなことをやりたくなるのですが、ここはぐっと我慢して「足元から」です。

「足元から行う」というのは、具体的には基本的事項の確認です。たとえば自分がどこかの部署の担当者であるならば「自分が業者に支払っているコストは適切か?」とか「与えられている予算の使途はこの配分でいいのか?」とか、本当に基本的な事です。

そんなこと?と思われるかもしれませんが、案外この手のことは「では、なぜいまそうなっているですか?(たとえば、予算配分など)」と聞くと、案外、「いや、前任者からこの内容で引き継いだので理由までは、実はよくわからなくて…」となっているケースは多いものです。
これでは、いけません。これから何か新しい事を「仕掛けよう」と思っているのに、足元に「良く分からないこと」が残っていたらそれこそリスクです。

たとえば、あなたの家計において「家族を持つことになったので、新しい保険に加入しよう」としているときに「謎の保険費用っぽい支出」が自分のカードの引き落としから見つかったとします。パートナーに話を聞いてみると「いや、親がずっと払ってきたから、使途は分からないんだよね」という説明が出てきたとしましょう。

あなたは、その状態で「新しい保険」を検討できるでしょうか?もしかしたら、同じ内容の保険かもしれませんし、なかなか難しいですよね。

このように、少なくとも「なんで、これがこの金額で支払われているのか?」は当然理解すべきです。

ところが、これが仕事になると案外「いや、会社のお金だから」となっているためか、目が行きにくい。しかし、こういう基本事項こそしっかり押さえる事で、意外に「使えるお金が多かった」とか「不要な支出を止められた」とかラッキーな発見はあるものです。

そうやって仕事を進めていくと、予算の使い方しかり、仕事の進め方しかり、これまで「そういうルールだから」と受け入れていたものに「なんで、そもそもこうなっているんだろう?」と思う事もあるでしょう。そうなるとしめたもので、それこそが「仕事を自分ごと化」する第一歩だと私は思っています。

基本的な事象の整理を進め、仕事が「自分ごと化」していくと、物事の重要度の差をつけたり、「今やるべきこと」の判断が付きやすくなります。何事もそうですが、何か大事な予定の調整など、自分自身のことであれば、大抵の人間は優先順を付けて整理ができるはずです。

それがこと「仕事において」はできないという理由は、端的に言うと「そのことの重要性を肌身では理解していないから」です。足元からかかわっていくと「では、これはどうなっているのだろう?」と芋づる式に整理が進みます。

なので、まず着手する。そして、着手するならば、基本的なところから着手する。という事を頭に入れておくと、いくつかの問題が出てきたときに、判断が付きやすくなることでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。

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