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人事の仕事の将来性は?これから必要とされる人事になるために必要なこと

キャリア×マーケ 2019/03/11

「人事部ってエリートで将来性があると思っていたけれど、最近は人員が減っていて不安だ」「人事の仕事をしていても成長している実感がまるでないな。この先どうなるんだろう」人事の仕事の将来性については、様々な議論があります。基本的に、簡単なルーチンワークばかりの人事業務を行っていればいずれは事務処理作業はアウトソーシングが進んでいくので、自分にしかできない仕事を構築することがこれからの人事のキャリアでは大切です。今回は、人事の仕事の将来性について徹底解説させていただきます。

人事の仕事の将来性は高い

人事の仕事の将来性は非常に高いといえます。ビジネスで最も大切なのはヒトであり、それをうまく管理しつつ、組織のパフォーマンスを向上させたり、会社全体を俯瞰して会社ごとに最適な政策を打つことで、会社全体の力を向上させることができるためです。

ルーチンワークばかりをしていると、会社に居場所がなくなる

給料計算や社会保険などの労務業務、社員の就労環境を支える総務業務といった、いわゆる誰がやっても同じだけの成果が出てしまうような、ルーチンワークばかりをこなしていると、人事部の中で評価されず存在感を失っていく傾向にあります。年収も上がりづらいでしょう。現在の人事部の役割として、ただ単に事務処理を正確に行えるだけではなく、積極的に社員のパフォーマンスアップを促せるような採用・人事企画を行える人材を求めています。単純な事務処理ばかりをしていると、将来は暗いといえます。とはいえすぐに何かの資格を取得しようとするのは時期尚早かもしれません。対策としては、少しでも良いので自分で企画を行い、会社全体を動かすような仕事にトライしていくことが大事です。

定員は削減傾向にある

人事や採用のイメージ

昨今では人事部門は間接部門ということで、定員を減らされている傾向にあります。お金に余裕のない企業も増えてきたため、なかなか人員が増やせない現状があるためです。動けば利益が発生する営業職や、製造職、開発職などに比べて、人事部の仕事は1円もお金を生むことがありません。仕事柄仕方のない部分もありますが、先行き不透明な経済情勢の現在では、思い切って人を増やすことができない部署になりつつあります。

業務が回っていないという会社も増えてきた。

人員削減の影響で、採用・教育業務が回っていないという人事部も増えてきました。人数が減っただけではなく、仕事の中身が少し高度化したという理由もあります。従来の人事部での採用は、新卒一括採用で社員を確保して、あとは定年までキャリアを積めるように仕事内容を考えたり、社員に関する事務手続きを行ったりする部署という意味合いが強かったのです。

しかし、昨今では少子高齢化に伴い、中途採用者の受け入れを活発化させたり、採用や人事制度もめまぐるしく変わる社会情勢に合わせて変化させるなど、様々な変化に対応しなければいけなくなってきました。日本社会の情勢に合わせて政策を打つことができる人事は生き残るということです。

消える職?ルーチンワークに将来性はあるか?

人事の中でも、消える職業になる可能性があるといわれているのは、事務処理などのルーチンワークです。給与計算、社会保険業務といった仕事は、本を読みながらやればすぐにできてしまいます。また、この先AIなどが台頭してくれば真っ先に置き換わる可能性があります。基本的に人事における事務処理は経理的な側面を持っており、手順を踏めば誰でも出来てしまいます。こうした仕事は、将来性がないといえます。

将来性のある仕事とは、企画業務。



会社の社員の不満などを聞き、経営者との間に入って、社員の労働環境への不満を打ち消す仕事などは、将来性のある仕事であるといえます。例えば、給与制度の改定や、インセンティブのある給与制度に移行するなど、これまで年功序列的にしてきた企業であれば、何らかの変化を起こすことで、組織全体を活性化させることが可能です。こうした、会社全体に極めて大きなインパクトを与える仕事を自分だけの力でやり切り、最後までやり抜くことができれば、必ず生き残れます。

人事の将来性は、仕事のやり方にかかっている

人事の仕事の将来性は、仕事のやり方にかかっています。会社に来て、パソコンを開くのではなく、まずは会社に出勤してくる従業員たちに声をかけていき、時間があれば悩み話を聞くなどして、従業員が会社に対して思っていることを細かく把握できるような人事の仕事をしてみて下さい。単純な事務処理を行うのではなく、社員の声に真摯に耳を傾けて、社員の考えていることを把握したうえで、企画業務などを推進するとうまくいく可能性があります。これまでのように会社に来て、なんとなく机に座って仕事をしている、というような人事は昨今では求められていません。アクティブに動いて会社に合わせた企画業務などを行い、会社に最適な仕事ができる人事が将来性のある人事であるといえます。

人事の将来性は、人事部員の意識にかかっている



人事の仕事の将来性は、人事部員の意識にかかっているといっても過言ではありません。特に就職したばかりの若手の人事は、なんとなく雰囲気に流されて従来通りの人事をするのではなく、これからの社会と会社で必要とされる人事の仕事を行うようにしてみてください。中途採用者の採用や、フリーランス人口の急増、少子高齢化など、従来の仕事のやり方では通用しないステージに人事の仕事は来ています。これまでと同じやり方で人事業務を推進するのではなく、自分にしかできない仕事を構築するようにしてください。

また、経営者の考え方の変化にも敏感になるようにしてみて下さい。人事の仕事は経営者のブレインになることでもあり、経営者により高いレベルの提案を出せることで存在意義が発生します。経営者にもう人事はいらない、と思われたときに、人事の仕事の将来性はなくなってしまうといえます。人事の仕事の将来性を高めるのは自分自身であるという強い認識をもって、従来通りの人事の仕事の枠を踏み越えて、会社全体を動かす仕事ができる人事になるようにしましょう。それができるようになったとき、人事の将来性はまた向上します。

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